九州あちこち歴史散歩★佐賀バルーンフェスタ2011(1)バルーン競技-1          サイトマップ

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2011(1)バルーン競技-1

   11月2〜6日、佐賀市嘉瀬川河川敷でアジア最大の熱気球大会「2011佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が開かれました。国内外から100機を越えるバルーンが集まったそうです
 私はこれまで熱気球を近くで見たことがないので、楽しみにして出かけました。

 午前のバルーン競技では朝早く風の安定しているうちに飛び立つことが多いと知り、午前の部の競技は7時から9時の間に行われるので、朝6時すぎ会場に着き、河川敷の会場北駐車場(4,000台駐車可能)に駐車しました。平日でしたが、結構多くの車が既に駐車していました。(駐車料1,000円) 午前中のバルーンを楽しんだ観客は昼過ぎに帰る人が多いので、昼過ぎには駐車場は空いていました。午後のバルーン競技は午後3時からなので、早めに来ればこの駐車場が利用できるかも知れません。但し平日の場合です。休祭日には朝早くから駐車場が埋まり、周辺道路が大変混雑するようです。(他にも多くの臨時駐車場があり、シャトルバスが走っています。また、会場の中にJRの「バルーン佐賀駅」が臨時に作られるので便利です。)
 会場ではたくさんのうまかもん、物産市、出店などが立ち並び、コンサートやトライアルバイクショーなどが開かれ、一日中でも楽しく過ごすことができます。

 イベントや駐車場の詳細については 佐賀バルーンフェスタ に掲載されています。



佐賀バルーンフェスタ

   朝7時ごろ会場では大きなバルーンが迎えてくれました。
 前日の天気予報では秋晴れといっていたので、真っ青な秋空の下で太陽に照り輝くバルーンが見られると期待して出かけたのですが、会場周辺はあいにく早朝に小雨が降り、日中もずっと曇っていました。やや残念ですが天気に文句はいえません。このような天候でもバルーンフェスタは十分楽しめました。



バルーン内の空気をバーナーの炎で暖めています

   あちこちでガスバーナーで熱い空気を送り込み、バルーンを膨らませています。



立ち上がってきたバルーン
 
 バルーンが立ち上がってきました。



ガスバーナー部分

   バルーンがしっかり膨らむまでバーナーを稼動させています。
 右下に垂れ下がっているひもはバルーンのてっぺんに繋がっていて、このひもを引っ張るとてっぺんに空気を排出する隙間が空き、熱い空気が抜けてバルーンは下がります。
 ガスバーナーとこのひもを操作して高度を調節し、進みたい方向に吹いている風を探すのだそうです。(高度によって風の吹く方向が異なるそうです。)
 ヨットは風向きと全く逆の方向に進むテクニックがありますが、バルーンは進みたい方向に吹く風を探さない限り、目的の方向に進めません。



あちこちで膨らんできたバルーン

  7時過ぎ、次々にバルーンが立ち上がっています。



今朝の競技は「フライイン」など
 
 今朝は天候の状況により、「フライイン」の競技となり、各地から飛び立ったバルーンがこの河川敷に飛んで来て、上空から決められた地点にマーカー(布のついた砂袋)を落とし、一番近いところに落としたバルーンが優勝となります。
 「フライアウト」はこの河川敷から数十機のバルーンが一斉に飛び立つので壮観だったでしょうが、「フライイン」でもひっきりなしに常に数機のバルーンが近づいてくるので十分楽しめました。



競技の説明

  バルーンの競技の説明です。



今朝の3種類の競技種類
   
 今朝は、(1)パイロット・デクレアド・ゴール、(2)フライイン、(3)ジャッジ・デクレアド・ゴールの3種類の競技が行われました。



大空に飛び立つバルーン
 
 次々に飛び立っていきます。
 こちらを飛び立つバルーンは、別の地点で「パイロット・デクレアド・ゴール」などの競技を行い、その後、この河川敷に戻ってきて「フライイン」の競技に参加するのでしょうね。



頭上を飛ぶバルーン

   バルーンは横から見るとナスビ型ですが、真上を通るときは円形に見えます。美しい模様が多いので、まるで万華鏡を見ているようです。



飛来するバルーン

   この朝バルーンは会場付近では北東から南西方向へ飛んでいました。



膨らんできたバルーン

   色とりどりのデザインです。



どのバルーンも模様が美しい

   この河川敷からも2,30機のバルーンが浮かんでいったようです。



吉野ヶ里遺跡の「ひみかちゃん」登場

  吉野ヶ里のキャラクター「ひみかちゃん」も登場しました。



若緑色のバルーン

   若緑色のデザインは数少なかったようです。



ホンダのASIMOも登場

  ホンダのASIMOも浮かんでいます。



浮かんでいくバルーン

   バルーンは色とりどりの模様で、見ていてそれだけで楽しくなります。





モザイク模様のバルーン
   
 モザイク模様のデザインが主流のようです。見ていても美しいですね。



縦長模様のバルーン
 
 縦長模様です。



会場に次々に飛んでくるバルーン

   佐賀市の西側を流れる嘉瀬川の広い河川敷がバルーンフェスタの会場になっています。こんなに広くて長い河川敷はバルーンフェスタに最適と感じました。バルーンが100機集まっても大丈夫な広さで、アジア最大の規模というのもうなづけます。
 この正面エリアは競技エリアで、右手に椅子やテーブルが並んだ食事エリアや、特産品、出店などの並ぶ広いエリアがあります。



デザインが美しい
 
 すっきりしたデザインですね。



観客席の上空に浮かぶバルーン

   次から次へと100機前後のバルーンが飛来します。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン

   バルーン競技は朝(7時−9時)と夕方(3時−5時)の2回行われます。私は朝の競技を見ました。
 河川敷の会場に色とりどりの100機前後のバルーンが大空に浮かんでやってきます。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン
 
 大きなクロスのデザインです。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン。万華鏡のよう。
 
 空に向って万華鏡を眺めているようです。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン
 
 横から見るとこのような模様です。どこから見ても美しい。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン
 
 パステル調の階段模様(?)です。



バーナーを燃やし高度を上げる
 
 上空ではバーナーを燃やしたりして、バルーンの高度を常に調整して目的の方向に近づいていきます。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン
 
 クロス模様のバルーンが観客の頭上を通りすぎていきました。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン
 
 縦長模様です。



ゴールの目的地点にマーカーを落すバルーン
 
 ゴールの河川敷に近づいてきたバルーンはこの地上の地点に描かれた中心点目指してマーカーを落します。一番近いポイントに落としたバルーンが優勝です。
(投げたらいけないそうです。)



正面の観客スタンド

   「フライイン」ゴールのマーカー落下点の正面は堤防に階段が並び、観客は競技のようすをゆっくり楽しむことができます。



「フライイン」競技で飛んできたバルーン

   バルーンがひっきりなしに空に浮かびながら近づいてきて、ゴール地点にできるだけ近づき、マーカーを落としていきます。どのバルーンが優勝するのでしょうか。
 バルーンのデザインを見ているだけでも楽しめます。


   

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