11月2日、唐津くんちの宵ヤマが行われました。 今年も幻想的な江戸時代の絵巻物を見物に出かけました。 天気も良く、秋の夜空の下を提灯を灯しながら、江戸時代の町火消しの装束に身を固めた曳子たちに曳かれる提灯ヤマを心ゆくまで楽しみました。 今年の宵ヤマには20万人の人出があったそうです。 1番山 赤獅子(刀町)文政2年(1819)奉納 2番山 青獅子(中町)文政7年(1824)奉納 3番山 亀と浦島太郎(材木町)天保12年(1841)奉納 4番山 源義経の兜(呉服町)天保15年(1844)奉納 5番山 鯛(魚屋町)弘化2年(1845)奉納 6番山 鳳凰丸(大石町)弘化3年(1846)奉納 それぞれの曳山の歴史やエピソードなどについては、「唐津くんち2009」のページにも触れていますので併せてご覧ください。 お囃子は 宵ヤマのお囃子 でお聞きください。(3分40秒、1.6MB、MP3) ( お囃子は今年の「金獅子(本町)」の巡行出発前のものです。お囃子は数種類あるそうです。) 祭りの内容・日程・コース・駐車場などの詳細は「唐津観光協会」のHPに掲載されています。 |
いつも巡行の先頭は刀町の赤獅子です。 曳山の順番は江戸時代に作られた曳山の製作年順(古い順)で、毎年不動です。 |
宵ヤマの巡行のときも曳山の前に10人前後の幼児たちが乗っています。全員一人前の江戸火消しの装束です。 こうして唐津っ子は育っていくのですね。 |
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夜に提灯の灯りに浮かび上がる赤、青、金など鮮やかな色の提灯ヤマは幻想的な美しさです。 |
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浦島太郎が姿を現しました。 |
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曳山の前面には組の名が掲げられています。ほとんどは町名の一字目を使っています。 呉服町は呉組を「古”具美」としゃれています。 |
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大鯛が街角に姿を現しました。 |
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金色の鳳凰が眼を光らせています。 こうして近くでみると曳山の大きさがよくわかります。 |
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どの町でも子どもたちが元気にがんばっています。 |
秋の夜空にお囃子の音が近づき、また遠ざかっていくのも秋祭りの風情です。 |
狭い山車の中で、曳行している間はずっとこの姿勢でお囃子を続けます。 今どきの(!)子は足が長いから、江戸時代に作られた山車では窮屈と思いますが、それにもかかわらず彼らは楽しいお囃子を聞かせてくれました。 |
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◆唐津くんち2010・宵ヤマ
(1)1番山・赤獅子〜6番山・鳳凰丸
(2)7番山・飛龍〜10番山・上杉謙信の兜
(3)11番山・酒呑童子と源頼光の兜〜14番山・七宝丸
◆唐津くんち2010・曳山
(1)1赤獅子(刀町) 2青獅子(中町) 3亀と浦島太郎(材木町)
(2)4源義経の兜(呉服町) 5鯛(魚屋町) 6鳳凰丸(大石町) 7飛龍(新町)
(3)8金獅子(本町) 9武田信玄の兜(木綿町) 10上杉謙信の兜(平野町) 11酒呑童子と源頼光の兜(米屋町)
(4)12珠取獅子(京町) 13鯱(水主町) 14七宝丸(江川町)
◆唐津くんち2010・曳出し
(1)1赤獅子(刀町) 2青獅子(中町) 3亀と浦島太郎(材木町)
(2)4源義経の兜(呉服町) 5鯛(魚屋町) 6鳳凰丸(大石町) 7飛龍(新町)
(3)8金獅子(本町) 9武田信玄の兜(木綿町) 10上杉謙信の兜(平野町) 11酒呑童子と源頼光の兜(米屋町)
(4)12珠取獅子(京町) 13鯱(水主町) 14七宝丸(江川町)
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