九州あちこち歴史散歩★天領日田おひなまつり(3)                   サイトマップ

天領日田おひなまつり(3)

  この日は晴天で暖かく、春本番の天気でした。
豆田町には天領日田資料館の他に、広瀬資料館(広瀬淡窓を生んだ広瀬家の資料館)、日本丸館、薫長酒造資料館などがあり、江戸時代を中心とした歴史に触れることができます。
それぞれの資料館にも豪華で貴重なお雛さまが飾ってあります。



御幸通りと上町通りを結ぶ通りです。



「布遊舎」の店頭に飾ってあるお雛さまです。



布のお店だけあって布で作ったかわいいディスプレイです。



町を歩くと花に出会います。
これはサクラソウですね。可憐なサクラソウは中国雲南省などが原産地だそうです。



この人形は日田醤油の社長が10年前に一年がかりで作らせたもので、西陣織の生地を使い500万円かかったそうです。
何とも豪気ですね。この人形の間に座り、後ろの豪華なひな壇をバックに記念写真を撮れるように、椅子まで用意されています。


















ひな飾りの両側につるし飾りが下がっています。





「押し絵羽子板」
等身大の羽子板が飾ってありました。






「おきあげ雛」
日田で盛んに作られたそうです。多くの庶民はこのような雛で楽しんだのでしょうね。



「おきあげ雛」
人形の形に厚紙を切り、その上に布を張り、その隙間に綿を入れて立体的にふくらみをつけたもので、「押し絵」ともいわれます。



かわいい人形ですね。




市松人形でしょうか。
市松人形は江戸時代後期に始まり、胴体を持ち、衣装を着せ替えて遊ぶことができるようになっているのだそうです。
女の子の格好の遊び相手になれますね。




    300年近く生き続けてきた歴史を感じます。



「雛御殿」の10室、3,000体の人形の中で、日本古来のひな祭りの雰囲気に十分浸ることができました。


   

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