日田祇園祭は豆田地区4基と隈・竹田地区5基の山鉾がそれぞれの地区内を巡行するので、全部の山鉾が一堂に会するのは集団顔見世の夜だけです。 夕方7時ごろに日田駅に集まった山鉾は、順に駅前広場に入り9基が並び、7時30分に山鉾の提灯に一斉点灯されました。山鉾を取り巻いた観衆から歓声と拍手が沸き起こりました。 このページでは豆田地区の山鉾を紹介しています。 (豆田地区の山鉾) 豆田下町 華題「道成寺 鐘入の場」 中城町 華題「一の谷嫩(ふたば)軍記 青葉の笛」 豆田上町 華題「壇浦兜軍記 阿古屋」 港町 華題「南総里見八犬伝 圓塚山」 |
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豆田上町 華題「壇浦(だんのうら)兜軍記 阿古屋」 日田駅前に進んできました。 |
豆田上町の山鉾 華題「壇浦兜軍記 阿古屋」 7時半に提灯に灯が入り、山鉾が浮かび上がってきました。しかし、まだ空が明るく、夜空に豪華な山鉾が光り輝くのにはもう少し暗くなるのを待つ必要がありそうです。 |
港町の山鉾 華題「南総里見八犬伝 圓塚山(まるつかやま)」 広場に入ってきました。 |
港町の山鉾 華題「南総里見八犬伝 圓塚山」 提灯に灯が入り、だんだん美しくなってきました。 |
豆田下町の山鉾 華題「道成寺(どうじょうじ) 鐘入の場」 8時を過ぎると夜空も暗くなり、人形が輝き、提灯が映えてきました。 豆田地区の山鉾は高さは比較的低いものの、豆田下町の山鉾は横幅、車輪の直径が市内最大級で、重量感のある造りが特徴だそうです。 |
豆田下町の山鉾 華題「道成寺 鐘入の場」 夜の灯りの下で見る清姫の姿もまた迫力があります。 |
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中城町の山鉾 華題「一の谷嫩(ふたば)軍記 青葉の笛」 山鉾は町内の電線を避けるため高さを伸縮できるようになっていて、最大8メートルまで伸ばせるそうです。 |
豆田下町の山鉾 華題「道成寺 鐘入の場」 夜空も漆黒となり、提灯山笠が美しさを増してきました、 |
豆田下町の山鉾 華題「道成寺 鐘入の場」 提灯も美しさを増してきました。 |
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中城町の山鉾 華題「一の谷嫩(ふたば)軍記青葉の笛」 夏の夜の涼しくなった風に吹かれながら、美しい提灯山笠の名場面の人物の生き様に思いを馳せるのは、至福のひとときです。 |
日田祇園山鉾の集団顔見世 日田祇園のお囃子のレパートリーは50曲もあるそうです。それぞれの山鉾のお囃子を順番に聞きながら、美しい提灯山鉾をゆっくり見れたら最高でしょうね。(9基全体でのお囃子演奏が数分間あるだけで、あとは挨拶が続きましたので、耳のほうはあまり楽しむものはありませんでした。もっとも、眼の前に美しい提灯山笠が並んでいますので、それを見ているだけで十分幸せな時間を過ごせます。) |
豆田上町の山鉾 華題「壇浦兜軍記 阿古屋」 阿古屋は京の傾城で、平家の武将平景清の愛人でした。源氏が景清の行方を知ろうと阿古屋に拷問を加えますが知らぬと答え、箏、三味線、胡弓を弾かせ心の乱れを知ろうとする策略にも見事に演奏し、堂々と対応します。 |
豆田上町の山鉾 華題「壇浦兜軍記 阿古屋」 |
日田祇園山鉾の集団顔見世 夜8時半ごろには漆黒の夜空を背景に提灯山鉾が浮かび上がります。壮観な不夜城と化してきました。 |
港町の山鉾 華題「南総里見八犬伝 圓塚山」 薄暮に提灯が浮かんでいます。 |
港町の山鉾 華題「南総里見八犬伝 圓塚山」 提灯が輝きを増してきました。 |
港町の山鉾 華題「南総里見八犬伝 圓塚山」 9時ごろ集団顔見世が終了した後には、一基ずつ広場を去っていきます。 |
日田祇園山鉾の集団顔見世 夜8時前、まだ薄暮ですが、提灯山鉾がだんだん美しく輝きを増していきます。 |
日田祇園山鉾の集団顔見世 提灯がだんだん輝きを増してきました。 |
日田祇園山鉾の集団顔見世 提灯山鉾が夜空に浮かびました。 |
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