九州あちこち歴史散歩★姫島盆踊り2011(1)観音崎散策               サイトマップ

姫島盆踊り2011(1)観音崎散策

   8月14日、キツネ踊りで有名な姫島の盆踊りを見物に行きました。盆踊りは夕方7時から開始予定です。
姫島は大分県国東半島の北側にある小島で、海の景色も楽しもうと考え昼頃に島に着きました。

 車は盆踊りの期間中はフェリーに載せられませんので、伊美港に置きました。港の駐車場の他、港の少し手前に広い臨時駐車場が作られていたのでそこを利用しました。(当日駐車料500円でした。)

 姫島の港の中央盆踊り会場には係りの人が待機していて、島内の観光について教えてもらいました。島内では全部で7つの地区の盆坪で盆踊りが行われるようです。

 夕方まで時間があるので、島の名物「車えび」定食で腹ごしらえをした後、歩いて30分前後の景勝地・観音崎に行ってみました。観音崎は高さ40メートルの岩山で、入口からゆっくり歩いて約20分位で突端の「千人堂」に着きました。まわりには周防灘が広がり、潮の香りに満ちていました。



「キツネ踊り」

 姫島といえば「キツネ踊り」が有名ですね。
 私もかわいいキツネたちに会いに来たのです。



化粧した少女たち

 美しく化粧した少女たちの踊りも見ものです。



「タヌキ踊り」

 「キツネ踊り」の向こうを張って「タヌキ踊り」も登場しています。



姫島に渡るフェリー

 国東半島の伊美港と沖合6キロにある姫島を結ぶフェリーは思ったより大きかった。
 通常1日に12便往復しており、盆踊りの日は踊り終了後も数便が増便されます。



姫島

 姫島が近づいてきました。
 フェリーで約20分で着きます。



姫島の観光案内板

 姫島では塩田跡を利用して「車えび」の養殖が盛んで、沿岸漁業と並んで村の基幹産業に育っているそうです。
 村の産業育成がうまくいって若者たちも全員島で就職できているのだろうと思っていましたが、まだそこまでは達しておらず、若者たちの流出も続き、人口もだんだん減少しているそうです。

 姫島は瀬戸内海国立公園に指定されています。
 島にはお姫さまにまつわる伝説などがあり、「姫島七不思議」も語り継がれています。



「キツネ踊り」の人形

 フェリーの乗り場には「キツネ踊り」の人形が飾ってありました。



港近くの公園

 港の周辺には公園が整備されていました。



「観音崎」に向う

 港から「観音崎」へ向って散策開始です。



花壇は花が満開です

 花壇には花が満開でした。



「観音崎」に到着

 「観音崎」に到着しました。





「観音崎」観光案内板

観音崎の案内図。
 40メートルの高さの小山を越えて、突端の千人堂まで行ってみました。



観音崎の黒曜石産地の説明板

 黒曜石が採れていたようです。石器時代や縄文時代に、ここで採れた黒曜石で矢じりなどを作って獲物などを捕まえていたのですね。九州以外にも運ばれて使われていたようです。



観音崎入口

観音崎入口。
 名所や姫島七不思議の地には石碑と説明板が建っていました。
 石碑は達筆ということはわかりますが、草書の素養はなく何と書いてあるかはわかりません。でも、書を眺めるのは大好きです。(文章は下の案内板にありました。)



「千人堂」説明板

 「千人堂」も七不思議のひとつのようです。
 左上の「玉くしけ」以降が上の石碑の文章なのですね。



金城丸忠魂碑

「金城丸忠魂碑」が途中にありました。
 金城丸は戦時中の軍船だったようです。



周防灘の景観

 姫島は瀬戸内海の西端で、周防灘(すおうなだ)に面しています。



観音崎突端の「千人堂」

 息を切らしながら進むと、やがて「千人堂」が見えてきました。
 このあたりは岩のかたまりばかりです。



「黒曜石産地」の案内

 このあたりに黒曜石のかたまりが露出しています。



露出している黒曜石の岩

 露出している黒曜石の岩。



まわりの絶壁

 まわりは絶壁が続いています。



斗尺岩(夫婦岩)

 千人堂の下の海岸にある斗尺岩(夫婦岩)。
 下の岩場では数人が釣りをしていました。自然の真っ只中で海遊びをするのもリフレッシュできることでしょう。


   

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