九州あちこち歴史散歩★長崎くんち2015(3)詩舞・曳壇尻(新大工町)       サイトマップ

長崎くんち2015(3)詩舞・曳壇尻(新大工町)

   長崎くんちの曳き物では現在「船」が多数になっていますが、新大工町は昔からの曳壇尻(ひきだんじり)を守っています。
(船には舳先の部分がついていて見た目も綺麗で、回しやすいそうです。)
 平成6年からは詩吟に合わせ本踊りを舞う「詩舞
(しぶ)」も始まり、町内の中学生以上のお嬢さんたちが半年にわたる稽古を重ね優雅に舞います。



 詩舞の踊り子が登場してきました。


 JRかもめ広場では鈴なりの見物人が登場を待っていました。





 朗々たる詩吟に合わせ颯爽と舞います。


 詩舞の後には「しゃぎり」の打ち込みの笛太鼓が秋祭りの風情を高めます。


 中日(8日)の中央公園でも各踊り町の演技を楽しみました。


 颯爽とした舞姿ですね。


 新大工町の曳壇尻です。


 長采が演技を取り仕切ります。


 曳壇尻の演技が始まりました。


 新大工町の曳壇尻の演技では、動きの合間には全員で優雅に左右にステップを踏んでいました。




 前進、後退、大回しなどの演技が続きます。


 お囃子の子供たちも鉦や太鼓を叩きながら、大声でお囃子を唱えています。


 大太鼓を叩き続けるのも体力勝負ですね。


 商店街でも庭先回りの先触れの旗持ちがやってきました。
 どのような出し物なのか、待っていた見物人がわくわくするひとときです。


「庭先回り」が始まりました。
 壇尻は台の部分が四角になっており、船は前方に舳先がついています。





 町に諏訪神社の福を分けて回ります。
 壇尻の後ろの両側は一番の力持ちが務めるポジションだそうです。


 お囃子の子供たちも3日間交替で演技をやりながら、早朝から夜までいっしょに回ります。


 根曳衆は大声でお囃子を歌い、町に福を分けて回ります。


 まわりから声援が飛ぶと笑顔で応えていました。気は優しくて力持ちの根曳衆です。


 合間に「しゃぎり」を挟みながら、庭先回りが続きます。



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