九州あちこち歴史散歩★長崎くんち2014(3)本踊り(万歳町)          サイトマップ

長崎くんち2014(3)本踊り(万歳町)

   万歳町は本踊りの奉納です。
 8日の中央公園では芸子衆が本踊りの他に、所望踊りで「あっかとばい」「でんでられん」の長崎のわらべ歌や、「長崎ぶらぶら節」「長崎万歳」の踊りを披露し、観客も一体となって楽しみました。

  万歳町の「本踊り」の演舞の音声(mp3、4.3MB、4分30秒)
  (所望踊りの「長崎ぶらぶら節」「長崎万歳」のようすです。)



長崎くんち14-本踊り(万歳町)の演舞

万歳町の本踊りの芸子衆が登場してきました。


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の「長崎ぶらぶら節」の演舞

「長崎ぶらぶら節」
  長崎名物 紙鳶(はた)揚げ盆祭り
  秋はお諏訪のシャギリで 氏子がぶうらぶら
  ぶらりぶらりというたもんだいちゅう


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の「長崎ぶらぶら節」の演舞

 遊びに行くなら 花月か中の茶屋
 梅園(うめぞの)裏門叩いて 丸山ぶうらぶら
 ぶらりぶらりというたもんだいちゅう


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の「長崎ぶらぶら節」の演舞

 紙鳶(はた)揚げするなら 金毘羅風頭(かざがしら)
 帰りは一杯機嫌で 瓢箪ぶうらぶら
 ぶらりぶらりというたもんだいちゅう


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の演舞

「あっかとばい」
 あっか(赤か)とバイ かなきん(金巾)バイ
 あっかとバイ かなきんバイ
 オランダさんから もろたとバイ

 江戸時代の中国の音楽「清明楽」の「算命曲」が長崎のわらべ歌になったようです。
「オランダ正月」に出島ではにぎやかな新年の宴が行われ、長崎の人たちは羨望のまなざしでオランダ人からもらった珍しい品物や宴会のことを噂したことでしょう。
 この歌は、そんなオランダ人からもらった赤い金巾を、子供たちが見せびらかしたりしながら遊んでいたころの歌でしょうか。(長崎新聞HPより)


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の演舞

「でんでられん(でんでらりゅうば)」
 出ん出られんば 出て来るばってん 出ん出られんけん 出て来んけん
 来ん来られんけん 来られられんけん 来ーん来ん

 (出ようとして出られるならば 出て行くけれど、でも出られないから 出て行かないよ。
  行こうとしても行けないから、行くことはできないから 行かない 行かない)


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の「長崎万歳」の演舞

「長崎万歳」
 この街を歌って あーよかった
 この街を愛して ほんとによかった

 春はハタ揚げ 夏にはペーロン
 秋はくんちに心が踊る
 あーああーこの街に生まれてよかった
 この街に暮してほんとによかった
   ばんざい ばんざい ばんざい
   みんなでばんざい
   ばんざい ばんざい ばんざい
   長崎ばんざい

 銅鑼や太鼓やしゃぎりの笛が
 胸に響いて幸せになる
 あーああーこの街を歌ってよかった
 この街を愛してほんとによかった
  (繰り返し)

 あーああーこの街に生まれてよかった
 この街に暮してほんとによかった
  (繰り返し(2回))

  


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の演舞

 観客もいっしょになって手拍子を送り、長崎万歳を踊りました。


長崎くんち14-中央公園の庭先回り予定表

 各町の演技の予定は、長崎伝統芸能振興会の長崎くんちHPの「ホーム」の「新着情報−庭先回りスケジュールについて」に詳しく掲載されています。祭りの10日前には掲載されるので、地図とスケジュールを眺めながらどこで見るか、自分のぶらぶら歩くコースの予定を決めるといいです。
(このパンフレットは祭り当日、JR長崎駅の観光案内所や、長崎くんち案内所(浜市アーケード内)など十か所前後に置いてあります。)

 中央公園では(前日のかもめ広場でも)進行役のアナウンサーの方が絶妙の司会で観客を引っ張ってくれました。
 踊り町が到着する待ち時間には長崎くんちや踊り町の歴史、出し物などの説明を行い、演技が始まったらマイクの使用を控えて400年の歴史のこもったお囃子や掛け声を大事にし、踊り町が演技を終わろうとするとすかさず「モッテコーイ」を観客といっしょに連呼して、お陰で観客も一層盛り上がりました。
 声も良くて聞きやすく、常に明るくはきはきとして控えめさも持ち合わせており、(やや遠目からでしたが)間違いなく器量も良く(「器量」は顔だちのことだけでなく、人柄や心の広さなど度量の豊かさを含めた言葉です)、これぞ「やまとなでしこ」と感じ入り、つい叫んでしまいました。
「よかぞー、やまとなでしこー、よいやー」

 広場にもたくさんの祭りのボランティアの方がおられ、多くの市民の方がくんちの祭りを支えておられることがわかります。長崎の人たちのの実行力はすごい。





長崎くんち14-本踊り(万歳町)の庭先回りの踊り

 7日の夕方、万歳町の庭先回りに出会いました。


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の庭先回りの踊り

 3人ずつ二手に分かれて回っていました。


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の庭先回りの踊り

 三味線、太鼓、合間にはしゃぎりの笛、太鼓の音が町に響きます。


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の庭先回りの踊り

 次から次へと諏訪神社の福を分けて回ります。


長崎くんち14-万歳町の役員の衣装

 粋ですねえ。


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の芸子さん

 全国どこでも芸者さんは数が減り、限られた場所以外ではその姿を見ることもほとんどできませんが、長崎には長崎検番が残り芸子さんがその伝統を守っています。
 くんちの本踊りにも出演していて、私たちはここで年に一度純和風の伝統に触れることができます。


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の芸子さん


長崎くんち14-本踊り(万歳町)の芸子さん

 芸子さんに見とれているうちに秋晴れの7日も日が暮れていきました。



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