九州あちこち歴史散歩★長崎くんち2010(4)庭先回り(A)南蛮船(銅座町)         サイトマップ

長崎くんち2010(4)庭先回り(A)南蛮船(銅座町)

   10月7日長崎くんちが始まりました。今年の踊り町は次のとおりです。
  (1)馬町 本踊り
  (2)東濱町 竜宮船
  (3)八坂町 川船
  (4)銅座町 南蛮船
  (5)築町 御座船と本踊り
  (6)籠町 龍踊り(特別参加)

 各踊り町が6月1日の小屋入りから厳しい練習を重ねてきた出し物を、庭先回りで楽しませてもらいました。
 このページには上記の「(4)銅座町 南蛮船」の出し物を掲載しています。



(4)銅座町・南蛮船

  午後4時前に長崎歴史文化博物館の庭で、銅座町の南蛮船の演技が行われました。
440年前に長崎にやってきた南蛮船がモチーフになっているそうです。
法被の前の模様は銅銭の裏側の波模様です。銅座町で江戸時代に銅銭を鋳造していたことにちなんでいます。



  南蛮船は長さ、高さともに約6メートルで、重さは5トンもある重量級の山車です。



  最初は前進と後退を繰り返しました。
采振りが指揮をとります。采振りは動きに無駄がなく、訓練を重ねた洗練された動作です。




  船にはお囃子の子どもたちが乗っていて、演技の間中お囃子を続けます。
お囃子は和洋中の楽器を使用する独特のものだそうです。




  先曳きの子どもたち(交替でお囃子を務めている)も近くで演技を見守っています。



  力強い船回しが始まりました。
ギーギーと車輪をきしませながら南蛮船が何回も回ります。










  右に、左にと力強く回されます。











  采振りの動作のカッコいいこと! いつまでも見ていたいですね。






  熱演が続きます。



  船回しの演技が続きます。






  熱演を大いに楽しむことができました。



  熱演の後、南蛮船はしばらく休憩です。



 
  6メートルの高さがあり、重さ5トンの重量級です。



  きれいな帆をたくさんつけた大型帆船です。



  お囃子の子どもたちです。
長崎くんちでは子どもたちが重要な役割を演じています。
大人と子どもが力を出し合って成立している祭りです。



  しばらく休憩した後、南蛮船は夕方の街に庭先回りに出かけていきました。




 

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