九州あちこち歴史散歩★長崎くんち2009(1)本踊(今籠町) サイトマップ
10月8日は大型台風が九州に近づき、天気が心配されました。幸い台風は九州の東の海上を進み、長崎は雨も降らず、長崎くんちは予定通り開催されました。 私は8日の夕方から、長崎の町を歩き回り、くんちの祭りを楽しみました。 今年、平成21年(2009)の出し物と踊り町は次のとおりです。 ・本踊(ほんおどり) ・今籠町(57年ぶりに復活) ・本踊・・・・・・上町 ・川船・・・・・・油屋町 ・宝船・七福神・・鍛冶屋町 ・龍踊(じゃおどり) ・筑後町 ・唐船祭(とうせんまつり)元船(もとふな)町 お囃子や庭先回りの音声(MP3)はこちらをクリックしてください。 (見物客のざわめきや街の雑音などが入っている箇所もあります。ご了承ください。) (1)本踊(今籠町)音声1……しゃぎり30秒、踊り2分 (2)本踊(今籠町)音声2……しゃぎり5分、踊り2分(しゃぎりをゆっくり聞きたい方はこちらをどうぞ) (音声プレーヤーの画面を最小化しておけば、音声を聞きながら写真を見ることができます。) 「長崎くんち」の詳細は 長崎伝統芸能振興会ホームページ に掲載されています。 |
夜6時過ぎに大波止のお旅所を参拝し、どこまでも続く夜店を眺めながら、観光通りの方へぶらぶらと歩いて行きました。やがてどこからか「しゃぎり」や三味線の音が聞こえてきました。 |
商店街で踊りの庭先回りに出会いました。今籠町の本踊りの一行でした。鮮やかな着物姿です。 |
庭先回りは二組に分かれて回っているようで、この時は踊り子は2人でした。他にも役員や三味線、唄、提灯持ち、先回りの若者たち、しゃぎりなどで4、50人はついているようです。 しばらくの間、踊りや三味線の音色を楽しみながら踊りについて歩きました。 |
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踊りの行列の後ろには「しゃぎり」の一行がついています。庭先回りの踊りと三味線が終わると、こちらのしゃぎりがお囃子を始めます。このしゃぎりの音色がまたなんともいえず、すてきな祭りの雰囲気を漂わせるのです。 庭先回りの間中、三味線かしゃぎりの音色が、絶えることなく流れます。 しゃぎりはこれを専門に担当する地区があり、各踊り町に棟梁以下7人のグループがついているそうです。 |
浜市アーケード街に入ってきて、見物客はどんどん増えてきました。 |
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一番の繁華街で、庭先回りの踊りが続きます。 |
今籠町の祭りへの復活は実に57年ぶりとのことです。復活する町が増えると祭りのファンとしても心強いですね。 |
萌黄色と朱色の踊りの衣装も映えて、まわりを明るくしていました。袴や提灯の模様は、町の名を表した籠目模様となっています。 |
繁華街で踊りも佳境に入っています。 |
9日の午後、長崎歴史文化博物館に登場しました。 |
踊り子は全員で6人で、三味線なども全員が勢ぞろいしました。 |
6人の踊りはなんとも壮観です。 |
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