九州あちこち歴史散歩★山鹿灯籠まつり2012(3)千人灯籠踊り(その2) サイトマップ
千人灯籠踊り第二部(21:00-22:00予定)が始まる前に、かなり強い雨が降りました。しかし、その後はぴたっと止み、開会が50分前後遅れたものの、金灯籠にビニールの覆いをすることもなく(金灯籠は紙と糊だけで精巧に作られているので雨には弱いらしい)、全ての出し物が順調に終わりました。 思いもかけないときに集中豪雨が降ってきた今年の夏の雨の中では実にラッキーなことでした。おかげで幻想的な千人灯籠踊りを心いくまで楽しむことができました。 (この後、雨にまつわるラッキーはもう一度起こったのです。) 山鹿灯籠踊り保存会による踊りの時に会場で唄われた「よへほ節」(mp3、2分40秒) |
第一部は薄暮の中で始まりましたが、第二部は雨が止むのを待って10時前に始まり、まわりはすっかり夜のとばりが降りています。 |
暗い会場に千個以上の金灯籠がゆらめきながら登場してきました。 |
明るい照明に照らされると、白地の浴衣姿の踊り子が浮かび上がり、金灯籠がまばゆいばかりに輝きます。 |
山鹿灯籠踊り誕生の由来を描く寸劇も紹介されました。 九州に遠征(5世紀頃?)していた景行天皇(12代天皇。ヤマトタケルノミコトの父)が、菊池川一帯に立ち込めた深い霧に進路を阻まれたときに、山鹿の里人がたいまつを掲げてお迎えしました。以来、里人は毎年たいまつを献上するようになったのが始まりで、室町時代になり和紙で作られた灯籠を奉納するようになったそうです。 |
舞台で歌われるゆっくりした調子の「よへほ節」のリズムに合わせ、山鹿灯籠踊りが踊られます。 |
ブルーの照明に変わるといっそう幻想的な情景になります。 |
ゆったりとしたメロディーに身をゆだね、グラウンド一杯に広がる優雅な踊りと金灯籠の輝きにただ見とれるばかりです。 |
中央の舞台では山鹿灯籠踊り保存会のメンバーが踊っています。 |
何曲かの盆踊り唄による千人灯籠踊りや、山鹿灯籠踊り保存会メンバーだけによる踊りなど、たっぷり楽しむことができました。 |
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