夕方5時を過ぎ、すっかり山の端に隠れた砥崎河原で、晩秋の冷え込みを吹き飛ばす全力投球の馬追いが繰り広げられています。 このページでは次の団体の馬追いを紹介しています。 ◎八番飾馬 奉納は厳橿会 ◎九番飾馬 〃 八代工業高校OB |
厳橿会(いずかしかい)の勢子が美しい白馬を引き連れて馬追いを始めました。 飾馬「よーし、気合を入れてひとっ走りするか」 |
飾馬「それっ、いくぞ。ボクについて来れるか」 |
勢子「わー、最初から川に叩き込まれたぞ」 |
飾馬「今度は地面を走ろうか」 |
飾馬「勢子の人たちといっしょに走り回るのも久しぶりだ。気持ちいいなあ」 飾馬の毛並みの模様がきれいですね。 |
勢子「早く川の中に入れて勝負しよう」 |
馬と勢子が川の中に猛然と突っ込んでいきました。 |
勢子「負けてたまるかー。」 |
勢子「わー、もう駄目だ」 |
馬と勢子の元気いっぱいの力比べが続きます。 |
八代工業高校OBが奉納する「琥珀星」が登場してきました。 |
夕暮れの冷たい川をものともせず、若者たちが河原を駆け回ります。 |
多くの見物客が勢子の熱演を最後まで楽しんでいました。 |
軽快なフットワークで飾馬を追っています。 |
女性の勢子全員が引き綱につきました。 |
飾馬は若い美女軍団を引き連れているのがうれしいのか、それとも女性軍団の迫力に恐れをなしたのか、どちらかわかりませんがおとなしくしっかり走っています。 |
夕方5時半になり、すっかり山の陰となった河原で馬追いが続きます。 |
「琥珀星」の背中にはきれいな花束が輝いています。 |
今年の馬追いもこれで終りです。勢子はみんなで走っています。 |
多くの熱心な見物客の前で、最後の馬追いが続きます。 晩秋の午後、天高く晴れ渡る昼間から肌寒くなってきた夕暮れまでほぼ5時間にわたり、砥崎河原で神幸行列や各奉納団体の馬追いの熱演をたっぷり楽しむことができました。 子供づれの家族や夫婦、友だち同士など、見物に集まったたくさんの人たちはみんな祭りを楽しみ、元気をもらい、満足顔で帰路についていました。 今年の秋祭りも終り、明日からは冬や正月を迎える準備が始まることでしょう。 |
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