砥崎河原における飾馬(花馬)の馬追いの演舞は妙見祭の呼び物の行事で、馬と人との力比べ、知恵比べは大いに楽しめました。 このページでは次の団体の馬追いを紹介しています。 ◎三番飾馬 奉納は八代高校同窓会 ◎四番飾馬 〃 高田有志会 |
八代高校は2頭の飾馬を奉納しています。 大きな飾馬は男性の勢子が馬追いを始めました。 |
勢子「こらー、急に方向を変えるなー」 |
川の中を元気に走り回っています。 |
晩秋に、ずぶ濡れになりながら、川の中を走り回った経験のある人は少ないことでしょう。 |
近くの山の影が長く伸びてきた河原で、楽しい馬追いが続きます。 |
飾馬(アンパンマン号?)と女性の勢子の出番です。 各奉納団体の馬追いの持ち時間は各10分です。勢子のみなさんは早速飾馬を川の方につれていきます。 |
勢子「ここの川の水は日奈久温泉みたいに温かいよ」 飾馬「うそだーい。去年入ったら冷たかったよ。」 「馬を水辺に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない」ということわざがありますが、馬を川の中に引き入れることができるかどうか。 この力比べ、知恵比べははたしてどちらが勝つのでしょうか。 |
1分経っても全く動きません。 勢子「私のウィンクも全然効果がないわ。あのねー、川に入ったら、ニンジン3本あげるよ。」 飾馬「エッ、ほんと!」 |
飾馬はやっと動き出しました。知恵では勢子の勝ち? 勢子「私の魅力はニンジン3本に負けたー。くやしー!」 |
川の中で馬追いが始まりました。 |
また、勢子が飾馬に引き倒されました。冷たそー! でも、この非日常の一瞬が楽しいのですね。 |
飾馬と勢子の意気がピッタリですね。みごと! |
勢子「ほら、川に入ろうよ」 飾馬「冷たいからもういやだ、いやだ。ヒヒーン」 |
勢子「うわー、馬が怒った。噛まれるー!逃げろー!」 この勢子は一目散に逃げていきました。その早かったこと! |
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山辺の河原を全力で走り回り、みんな童心に帰って楽しんでいます。 |
高田(こうだ)有志会の美しい白馬が登場してきました。 |
川の中でも嫌がらずにどんどん走ります。 |
勢子もしっかりついています。 |
白馬の背中には八代名産の最大のみかん「晩白柚(ばんぺいゆ)」が飾ってあります。 |
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馬追いをしないときは、仲間を応援します。 |
水を恐がらずにどんどん突っ込んでいきます。 |
勢子も必死でついていきますが・・ |
「うわー、もう駄目だー」 |
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「飾馬に負けるなー」 |
声援も空しく、次から次に引き倒されてしまいました。 |
元気のいい白馬と、みんなたっぷり力比べができました。 |
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「くまモン」も登場です。 熊本のゆるキャラ「くまモン」は、このような日頃のPRと、「くまモン」関係者の細やかな心づかいが国民の心情にマッチし、あれよあれよという間に、日本一の人気者になりました。 現在では、東南アジアにも進出しようかという勢いです。 |
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最後に縁起物を観客に配り、高田有志会の演舞が終了しました。 |
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