今年、飾馬を奉納し、楽しい馬追いを披露してくれたのは次の10団体でした。 神馬・・宮地親友会 1番・・秀岳館高校同窓会 2番・・妙見宮子供飾馬 3番・・八代高校同窓会 4番・・高田有志会 5番・・No.1クラブ 6番・・八代東高校同窓会 7番・・(社)八代青年会議所 8番・・厳橿会(いずかしかい) 9番・・八代工業高校OB (順番は毎年抽選によるそうです。) 楽しい祭りのなかの真剣な顔、輝く笑顔がまわりの人に元気を与えてくれます。 (写っている方で都合の悪い方は表紙にある宛先にメールしてください。すぐ対処します。) |
「八代高校同窓会」の飾馬が登場しました。 ここは2頭の飾馬を奉納しており、大きな馬は男性の勢子が、やや小さな馬は女性の勢子が馬追いを行ないました。 小さいほうの馬の頭の飾りは笑顔のアンパンマンです。 |
みんなしっかり手綱を握り締めています。 |
馬と駆けっこができるのも1年に一回、この日だけです。 最近は馬を見ることも珍しいので、なんとも貴重な経験ですね。うらやましい。 |
秋晴れの空の下で、馬との駆けっこが続きます。 |
男性の勢子が馬追いをする大きな馬が登場です。 |
たくましい大きな脚です。 勢子のみなさんも緊張の面持ちです。 |
勢子は「ハー、ハー」荒い息遣いになりますが、馬は平然としています。 |
![]() |
「馬にやっぱり負けたわ。まだ心臓がドキドキしてる。」 |
「高田(こうだ)有志会」 この団体は飾馬も勢子の衣裳も落ち着いた濃紺でまとめられています。 |
![]() |
広場の両側には多くの男性の勢子が立ち、両手を広げて走ってくる馬を止める(止めてくれないとエライことになる)ので、その隙間があるときに写真を撮ろうとしますがなかなかチャンスにうまく写せません。 |
![]() |
紺の法被もいいですね。 |
![]() |
これらのお嬢さんたちも元気よく馬追いに参加していました。 |
「馬に引き倒されてしもたわ。髪飾りは大丈夫かしら?」 |
砥崎河原の近くの田園風景 妙見宮は市街地東の郊外にあり、砥崎河原はこの写真の左手数百メートルのところにあります。 夕方4時過ぎ、太陽が山に隠れると、急速に冷えてきました。 妙見さんの秋祭りが終わるとすぐに冬の準備です。 |
果樹園に子供の頭ほどの大きな蜜柑がなっていました。 これは八代市の特産品「晩白柚(ばんぺいゆ)」で、大きさは直径25センチを越えるものもあり、世界で最も重量の重いザポン類としてギネスブックにも認定されており、12月から1月にかけて出荷されるそうです。 飾馬の奉納団体で、この晩白柚を縁起物として見物人に配っていたグループもありました。豪儀ですね。 私の隣にいたおじさんがもらって「いいお土産をもらった」と喜んでいました。 また、八代は紀州みかんのふるさとの地でもあります。 (紀州の人が八代の高田みかんの苗を紀州に移し、気候や土壌が合ったこともあり、努力してみかんの一大産地にしていきました。) |
「No.1クラブ」奉納の白馬 なんと美しい白馬でしょうか。 |
白馬がたてがみをなびかせて走っています。 |
白馬の頭上には「くまモン」が踊っています。 |
勢いよく走ってくる馬を、こちら側にいる数人の勢子が両手を大きく広げて止めます。 馬は利口なのでだいたい止まってくれるのですが、なかなか止まらず突っ込んでくるときもあります。止めるのも馬との勝負で度胸がいります。 |
「手綱を離すな!」 北斗君の勢いに振り切られてしまいました。 |
![]() |
「やっぱり人より馬のほうが力が強いわ」 当たり前のことですが、実際に馬と力比べ、駆け比べをして実感できる人は世間にザラにはいませんね。 |
![]() |
![]() |