八代神社(妙見宮)から歩いて約10分ほどのところにある砥崎の河原は、妙見祭の演舞のメイン会場といってもいいでしょう。12時半から約3時間以上にわたって獅子舞や神幸行列、馬追いなどの楽しい演舞が見られます。 私は12時ごろ八代神社の近くで笠鉾や獅子舞を見て、それから砥崎の河原に向かいました。会場は既に見物人でいっぱいで、階段席はもちろん後方の道路にも立って見ている人が二重三重に並んでいました。その後ろから神幸行列や演舞を眺めました。 演舞をずっと見たい人は階段席に座らないと腰が疲れます。1時間前に来たら座れる(?)のではないでしょうか。前部の水をかぶる特等席は、朝早くからカメラマンが場所を取っているようです。 西日をもろに浴びるので帽子やタオルが必要です。 |
砥崎の河原の見物側の階段です。中央の後方に立っていたので、左側にも同じくらいの見物人が座っています。見物席は全体に湾曲しています。左奥の正面や、目の前の川の中で演舞が行われます。 後ろの高架は九州新幹線です。2011年3月には九州新幹線の全路線が開通し、大阪、東京とも直結することになります。 |
12時半ごろ獅子舞が始まりました。 獅子舞は元禄4年(1691)に始められました。長崎くんちの獅子舞を習って始めましたが、今では八代の獅子舞の方が昔の形を残しているそうです。現在は中島町の獅子組が伝統を受け継いでいます。 角2本に赤と白の胴が雄、角1本に赤と黄の胴が雌。他に子どもの獅子もいます。 |
玉振りは玉を取られないように獅子を操ります。 この獅子は雌ですね。 後ろに玉振りと鉦打ちの子どもたちが並んでいます。 |
中国風のドラ、チャルメラ、ラッパが奏でられます。 |
花奴が登場してきました。 先頭の二人が担いでいるのは挟箱で、殿様の衣服が入っているそうです。 |
大人の木馬が進んできました。 |
かわいい子どもの木馬が12頭、大人の木馬が1頭、河原を進んで行きました。 |
40挺の鉄砲隊がやってきました。 後ろの席は有料の席です。 (4人の桟敷席しか売りだされないので、一人や二人では利用しにくいですね。もっとも、獅子舞などは見にくいような感じもしますが・・。獅子舞などではこちら(私たちのいる河原の階段席)に向かって挨拶をしていたので、こちらが正面のようです。有料席は役員や関係者席と考えた方がいいかもしれません。遅くとも1時間前には砥崎の河原に来て階段席に座って見物しましょう。) |
鉄砲隊の後ろには、24本の長柄槍を持つ毛槍隊が続いています。ともに秀岳館高校の諸君が祭りに協力しているそうです。郷土の行事に参加し、祭りを盛り上げることは生きた社会勉強になることでしょう。 |
籠の登場です。中の幼児はずっと起きていたのでしょうか。 |
笠鉾「菊慈童」が登場しました。 |
飾馬の先頭を切って秀岳館高校同窓会の飾馬が勇姿を現し、馬追いが始まりました。 |
堂々たる馬体ですね。馬の背中までで180センチはありますね。 逞しい太い足、私はすっかり大根足のファンになりました。 |
馬はすでにやる気満々のようです。 |
正面前の道路で数回馬追いをやった後、下の河原に降りてきました。 |
河原で馬追いが始まりました。 |
川の中に馬を入れて人と馬の力比べが始まりました。実に迫力があります。 すでに一人川の中に引きずり倒されています |
馬もやはり自然の河原でのびのび走り回っているように見えます。 (写真は人波の後ろからカメラを頭の上にかざして撮りましたが、やはりブレています。河原の馬追いのようすが少しはわかると思いますので、どうぞ我慢してご覧ください。) |
馬だけを追い回すのでなく、人と力比べをするのが見ていて迫力があって面白いですね。こんなに楽しい、迫力のある馬追いを初めて見ました。 |
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