九州あちこち歴史散歩★博多祇園山笠2015・山笠風景(2)お汐井取り(石堂橋)   サイトマップ    

博多祇園山笠2015・山笠風景(2)お汐井取り(石堂橋)

  「お汐井取り」は9日の夕方に行われ、各流は6時ごろから一番山笠から順に箱崎浜に入り、祭りの安全と家内安全を祈ります。取った清砂は持ち帰って家の玄関に吊るし、家内安全のお守りにします。
 お汐井とりには各流で子供から年長者まで500人前後から、千代流など多い流れは千人前後の舁き手が集まり、総勢で数千人の舁き手が参加します。

 私はこの日、中洲流の飾り山を見物中に三番山笠中洲流の出発風景に出会い、その後、大黒流の舁き山笠などを見て、石堂橋に行きました。既に三番山笠までは箱崎浜に向けて出発しており、四番山笠西流の一団に会うことができました。




「お汐井取り」で石堂橋に到着した西流店屋町の舁き手たち

四番山笠西流
(西流は冷泉町上(冷泉町一、二、三区)、冷泉町下(冷泉町四、五区)、店屋町(店屋町一、二区)、綱場町、奈良屋町(奈良屋一、二、三区)の五ブロック。)
 店屋町の一団がやってきました。
 西流の水法被、長法被は町ごとに独自の模様です。水法被は紺絣ではなく、白地で背中に町の文字が入っています。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した西流冷泉町二区の舁き手たち

西流の冷泉町二区の舁き手たち。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した西流冷泉町三区の舁き手たち

西流 冷泉町三区の舁き手たち。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した西流冷泉町四区の舁き手たち

西流 冷泉町四区の舁き手たち。
「招き板」(町名を書いた板)の下を持って走るので大変です。


「お汐井取り」で箱崎浜を目指して石堂橋を出発する西流の舁き手たち

四番山笠西流の一団が箱崎浜を目指して出発しました。
背中に「冷」の文字の水法被は冷泉町下、「店」は店屋町。


「お汐井取り」で山笠デビュー、2歳。

山笠デビューです。2歳だそうです。
 千代流の法被姿でおじいちゃんに連れられて初デビューです。頼もしい姿ですね。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した恵比須流上金屋町の先頭の若者

五番山笠恵比須流
(恵比寿流は綱場町、中間町、中石堂町、蓮池町、官内町、上堅町、中堅町、下堅町、上金屋町、下金屋町、横町の11ケ町)
 上金屋町の先頭は二人の若者が務めています。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した恵比須流上金屋町の舁き手たち

恵比須流 上金屋町
 水法被の前面は襟の町名以外は白一色です。背中に紺色で「上金」の文字が染められています。
 この町は全員が提灯を高々と掲げています。


「お汐井取り」で石堂橋に到着し時間調整のためひと休み中の子供たち。

ひと休み
 恵比須流の各町が集合した後、ここ石堂橋まで走ってきました。しばらく時間調整をして、これから箱崎浜を目指します。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した恵比須流官内町の舁き手たち

恵比須流 官内町
 水法被は昔ながらの紺の久留米絣ですね。





「お汐井取り」で石堂橋に到着した恵比須流中間町の舁き手たち

恵比須流 中間町
 恵比寿流の水法被、長法被は町ごとにそれぞれ独自の模様です。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した恵比須流綱場町の舁き手たち

恵比須流 綱場町
 子供はいつも元気いっぱいです。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した恵比須流下金屋町の舁き手たち

恵比須流 下金屋町
「下か」と書かれた提灯を高々と掲げています。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した恵比須流下堅町の舁き手たち

恵比須流 下堅町
 自分たちの町から「オッショイ、オッショイ」の掛け声で駆けてきました。
 この後、箱崎浜まで走り、「お汐井取り」を行います。


「お汐井取り」で箱崎浜を目指して石堂橋を出発する恵比須流の舁き手たち

恵比須流の一団が出発しました。


石堂橋のたもとにある「濡衣(ぬれぎぬ)塚」

石堂橋のたもとに「濡衣(ぬれぎぬ)塚」がありました。「濡れ衣(ぬれぎぬ)」はこれから起った言葉だそうです。
石堂の地名は「苅萱道心(かるかやどうしん)と石堂丸(いしどうまる)」の話が由来となっており、このあたりは博多の町の史跡が多いそうです。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した土居流中土居町の舁き手たち

七番山笠土居流
(土居流は上新川端町、大乗寺前町、上土居町、中土居町、下土居町、片土居町、川口町、行町の8ケ町。)
 土居流の中土居町がやってきました。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した土居流中土居町の舁き手たち

土居流 中土居町
 土居流も各町独自の模様です。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した土居流中土居町の舁き手たち

土居流 中土居町
 土居流の多くの町は提灯を高く掲げていました。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した土居流行町の舁き手たち

土居流 行町
 行町(ぎょうのまち)は弘法大師が修行を行ったので付いた町名だそうです。
 各流で使われる町名は、昭和30年代以降の町界町名整理事業以前の由緒のある町名を使用しているので、現在使われていない町名もたくさんあります。


「お汐井取り」で石堂橋に到着した土居流浜小路町の舁き手たち

土居流 浜小路町
 この町は全員紺色の締め込みで、腹巻はしていませんね。


「お汐井取り」で箱崎浜を目指して石堂橋を出発する土居流の舁き手たち

七番山笠土居流が箱崎浜へ出発しました。

 七つの流で数千人の舁き手たちが締め込みに水法被姿の正装で、石堂橋の中継地点に到着し、時間調整して、流ごとに箱崎浜に向かって出発して行きました。
 箱崎浜で「お汐井取り」を行い、筥崎宮に参拝した後、今度は箱崎宮から櫛田神社まで走って全員で参拝した後、各町に帰ります。取った砂は各家の玄関口に置き、家内安全のお守りにします。
 9日よりいよいよ博多山笠が動き出しました。翌日からは舁き山笠が町の中を走り始め、いっきょに博多の町が賑やかになり、町は祭り一色になります。




   

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