九州あちこち歴史散歩★博多祇園山笠2012・追い山ならし(4)「ごんどう通り(2)」        サイトマップ

博多祇園山笠2012・追い山ならし(4)「ごんどう通り(2)」

   既に四番山笠まで駆け抜けて、あと三つの流だけとなりました。
 この「ごんどう通り」は追い山の全コースのほぼ半分を過ぎた地点にあたります。ここを過ぎて右折して旧西町筋を北上していきます。



   五番山笠東流の登場です。
 東流も先頭に役員6,7人が横一列に並んでいます。


  先走りの子どもたちが元気に駆けてきました。


   先走りが続々と駆けていきます。


   流のなかで特に参加人員が多いのは千代流、東流のようです。
 千代流は千数百名が参加しているといわれます。


   勢い水でずぶ濡れになりながら元気に駆けていきます。


   たくさんの先走りの後に東流の舁き山笠がやってきました。
 標題は「意凛々而傾剛直(いはりんりんとしてごうちょくにかぶく)」で、傾奇者(かぶきもの)「前田慶次」が主人公です。


   狭い通りでは主にベテランが中心になって舁いているそうです。


   東流はこの2,3年、「櫛田入り」、「全コース」とも七つの流のうち最速のタイムを記録しています。
 舁く時のやり方や心構えが全員に徹底して心がひとつにまとまっているのでしょうね。


   東流は全部の町が同じデザインの統一法被です。


   六番山笠中洲流がやってきました。
 先頭は東流を染め抜いた二本の幟です。


   中洲流は黒の締め込み姿が目につきます。
(締め込みや水法被などについては町ごとに伝統があり、好きな格好ができるわけではないそうです。)





   水法被は前でしっかり結んでいます。


   東流ではいくつかの区域ごとにまとまって走っていました。


  「オイサ、オイサ」の掛け声をかけながら走っています。


   中洲流の舁き山笠が登場しました。
 標題は「仙台守護独眼竜(せんだいのしゅごどくがんりゅう)」で伊達政宗が主人公です。


   中洲流も統一法被です。


   七番山笠西流の登場です。


   先走りの子どもたちがやってきました。


   西流では赤い締め込み姿が目につきます。


   先走りの後ろには幼児やおじいちゃんに抱かれた赤ちゃんが参加しています。


   西流の舁き山笠がやってきて、舁き手が交替の合図を出しています。
 舁き山笠は止まることなく走りながら舁き手の交替をしていきます。


   西流の舁き山笠の標題は「強力一投破漆黒(ごうりきいっとうしっこくをやぶる)」で、高天原で天照大御神がお隠れになったときに天の岩戸を引き開けた剛力の手力男命(たぢからおのみこと)の人形です。


   西流の舁き山笠の見送りです。


  数百人の舁き手に囲まれた熱気につつまれた一団が駆け抜けていきました。


   「ごんどう通り」で七番山笠西流の舁き山笠を見終わった後、八番山笠上川端通りの「走る飾り山笠」を見るため、国体道路へと向いました。
 ここでは道路上部の障害物を避けるために、飾り山笠の上半分を仕舞いこんで進んでいました。
 飾り山笠の見送りの標題は「瑞祥七福神」です。




   

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