九州あちこち歴史散歩★博多祇園山笠2012・追い山ならし(3)「ごんどう通り(1)」        サイトマップ

博多祇園山笠2012・追い山ならし(3)「ごんどう通り(1)」

   櫛田神社横の「山留め」で七番山笠までのスタート前の風景を見たあと(八番山笠 上川端通りの「走る飾り山笠」は後で国体道路で見ることにして)、近くの「ごんどう通り」に移動しました。
「ごんどう通り」は広い大博通りから冷泉町に直角に進入した昔からの狭い通りです。道幅が5メートルしかないので舁き山笠
(かきやま)や数百人の隊列が両側の建物すれすれに駆けていきます。迫力満点の祭りの風景を楽しみました。



   二番山笠恵比須流の先走りの子どもたちが駆けてきました。


   大きな子どもは町の名前を書いた「招き板」を持って走ります。
 (中高生は大人の舁き手にまじっていろんな役割を受け持ちます。)


   子どもたちもずぶぬれになりながら博多の街を駆け抜けます。


   恵比須流の舁き山笠が「オイサ、オイサ」の掛け声とともに姿を現しました。
 舁き山笠の標題は「琴瑟相和調(きんしつあいわしてととのう)」で夫婦恵比須がほほえんでいます。


  三番山笠土居流の先走りが見えてきました。


   土井流では招き板の前を精鋭の先走りが走っていました。


   後ろの舁き山笠と間隔が開いたとみえて、しばらくゆっくり進んできました。


   土井流はそれぞれの町ごとに異なる模様の絣の水法被です。


   頭に巻いた手拭(てのごい)や肩からかけた「ねじりたすき(通称「ねじねじ」)」でその人の役割がわかります。
 舁き山笠の標題は「清正公武勲(せいしょうこうのぶくん)」で、加藤清正の勇姿がまわりを睥睨(へいげい)しています。


   勢い水(きおいみず)がバシャバシャとんできて、舁き手もずぶぬれ、カメラも濡れます。





  道幅5メートルの狭い通りを全速力で駆けていきます。


   舁き山笠の前後に数百人の舁き手がついて交替しながら進んでいきます。


  四番山笠大黒流の登場です。


  先頭に数人の役員が走っていました。


  先走りの子供たちが駆けてきました。


  大黒流の先走りの子どもたち。


   先走りの後方ではおじいちゃんといっしょに小さい子どもが走っています。


  大黒流の舁き山笠が数百人の舁き手に囲まれてやってきました。


  5メートルの狭い道幅ぎりぎりに進みます。
舁き山笠の標題は「余香馥郁大楠恩」で、博多の町の発展に尽力した南宋の貿易商人謝国明が主人公です。


  舁き手が舁けるのは百メートル前後だそうです。山笠は走りながら舁き手が次々に交替していきます。


  数百人の隊列が地響きをたてながら駆け去っていきました。




   

    ◆このページの先頭に戻る ◆前のページ ◆次のページ
    ◆追い山ならし(1)山留め(1) ◆(2)山留め(2) ◆(3)ごんどう通り(1) ◆(4)ごんどう通り(2)
    ◆トップページに戻る