九州あちこち歴史散歩★博多祇園山笠2011・お汐井とり(3)        サイトマップ    

博多祇園山笠2011・お汐井とり(3)

   箱崎浜でお汐井とりを終えた流は、筥崎宮周辺でひと休みして隊列を建て直し、これから全員で櫛田神社を目指して進み安全祈願を行い、その後、各流の町を目指します。
 どの流も午後4時前後に各町に集合、出発し、終わって町に帰りつくのは午後8時前後になるのではないでしょうか。

 このページには七番山笠中洲流や、復路の出発のようすを紹介しています。




七番山笠中洲流

七番山笠中洲流
 中洲流の最初の町の隊列がやってきました。


中洲流の子どもたち

町の子どもたちが隊列を組んで走っています。


七番山笠中洲流

七番山笠中洲流
 中洲流は全員さらしの腹巻をしています。
 提灯にれぞれの役割が記されており、この町は提灯を下げて持っています。


七番山笠中洲流

 箱崎浜の鳥居をくぐり、祭りや家族の無事安寧を祈願して、お汐井を取ります。


中洲流の親子 「とりまわし」をつけた子ども

 左:お父さんに肩車してもらい、高いところから見物できて爽快な気分でしょう。

 右:この女の子は飾りの「とりまわし」をつけています。


七番山笠中洲流

七番山笠中洲流
 この町は提灯を上に掲げています。


七番山笠中洲流

七番山笠中洲流
 町名を記した「招き板」を持つ子どもは重労働です。板をまっすぐ立てたまま走らないといけません。


中洲流の親子

 幼児を大事に抱いています。子どもが健やかに育つように祈願します。


中洲流の子どもたち

子供どうしで行動しています。


中洲流の子どもたち

仲良く手をつないで行進です。


中洲流の子どもたち

お父さんや友だちといっしょでうれしそうです。


中洲流の親子

 お父さんやおじいちゃんといっしょです。




箱崎浜のお汐井とり

 箱崎浜で海に入りお汐井を取っています。
 現在は太陽暦の日にちで祭りが開かれますので、年によって満潮のときや干潮のときなどいろいろです。今年は満潮に近く、潮が岸まで押し寄せています。
 昔は太陰暦の1日から15日で月の満ち欠けや潮の干満は毎年同じでした。1日の朔(月が出ない新月の日)に祭りが始まり、月がだんだん満ちていき、15日早朝5時に満月が西に沈み、東から太陽が出てくる時に祭りは佳境を迎え終了したのです。新月から満月になって西に沈むまでの15日間が祭りの期間でした。それが15日早朝5時追い山の由縁だそうです。一番山笠が4時59分スタートとなっているのは、博多祝い唄を櫛田神社に奉納する時間を1分間取っているためです。


「ます」に入っているお汐井(清めの砂)

 「ほら、お汐井を取ってきたぞ。」お汐井の入った「ます」を子どもに渡しています。


中洲流の子ども

  お汐井とりも済ませました。流の待つ場所に急ぎます。


中洲流の子どもたち

 ひと休みしたら、これから櫛田神社まで走ります。


箱崎浜の夕暮れ

箱崎浜の夕暮れ
 今年のお汐井とりも無事に終わりました。
 筥崎宮の参道部分だけ近くに海が残っています。この区域の左右は沖合いまで埋め立てられ、倉庫などが建ち並んでいます。


筥崎浜で遊ぶ子ども

 日が暮れても筥崎浜で「てぼ」に砂を入れて遊んでいる子どもがいました。


筥崎浜でお汐井を取り、みんなの待つ場所へ急ぎます。


日暮れの筥崎宮参道を進む親子

 午後7時ごろ、日の暮れかけた参道を流の待つ筥崎宮に向かっています。
 山笠の衣装は各流や町によって厳格に決まっており、それを外れることは一切許されません。
 多くの流で唯一選べることは? 締め込みの結び方です。
 締め込みには後ろの結び方など10通り前後の結び方があるようです。
 前は四角に垂らす締め方がが多いですが、この親子は揃って同じ手の込んだ同じ結び方をしています。おしゃれ!


町ごとに集まり、往路の準備中

 町ごとに集まり、復路の準備をしています。


七六山笠東流、櫛田神社を目指して出発

五番山笠の流まではすでに出発していて、午後7時過ぎ、六番山笠東流が櫛田神社を目指して出発しました。


七番山笠中洲流も続いて出発

続いて七番山笠中洲流が出発です。


中洲流の子どもたちも元気に出発

町の中の子どものグループが続いています。


七番山笠中洲流、町ごとに体制を組んで出発

流の中の町ごとに隊列を組んで進んでいます。
統一法被の流(ながれ)は法被を見ても町がわからないので、左袖に町名をつけています。


中洲流の子どもたち

小さな子どもがいるところは家族で進みます。


中洲流の最後の町が出発

7時半ごろ、中洲流の最終の町が出発し、ネオンが輝き始めた日暮れの町に消えていきました。
数千人が参加した箱崎浜のお汐井とりの行事も無事に終り、各流はこの後櫛田神社を目指しそこで祈願を行ってからそれぞれの町に帰ります。




   

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