九州あちこち歴史散歩★柳川市沖端水天宮大祭2013(4)        サイトマップ

柳川市沖端水天宮大祭2013(4)

   五月の連休、夜の風は爽やかでした。
 お囃子の流れる堀端で、子どもの頃を思い出しながら夜店をまわり、おいしいものを食べ、堀端に腰をおろして水面に柳が揺れるのを見ていると、心がリフレッシュされました。
 この祭りには、堀端で昔から伝わるお囃子とお芝居を見聞きしながら、夜店や食事を楽しめる、昔ながらの(子どものころ楽しんだ)素朴で、ゆったりとした雰囲気が残っていました。




水天宮の近くの三神丸

 水天宮近くの「三神丸」
 お芝居の時には、お囃子のメンバーは船首に移ってお芝居を見ながら一休みです。


宵闇の掘割に浮かぶ三神丸

 8時を過ぎ、まわりは宵闇に包まれてきました。


夜の水天宮

 夜になっても参拝者の列は途絶えることがありません。


掘割に面したうなぎ屋さんの献立

 「おいしくて安いうなぎがこれからも食べられますように!」とうなぎ供養碑にお願いしましょう。


掘割に面したうなぎ屋さん

 うなぎの漁獲高はこの数年減る一方です。またいつの日か増えるときがくるのでしょうか。
 子どもの頃、近くの小川でうなぎの稚魚を獲って遊んだことを思い出します。
 あの頃は稚魚が群れをなして泳いでいました。


掘割に面した魚と食事の店

 創業明治二十三年とあります。新鮮な海の幸を食べさせてくれると評判のようです。
 有明海がずっと豊尭の海であって欲しいのですが、以前からすると魚や貝が激減しているそうです。


大衆演劇「劇団勝己」一座のお芝居

 夜になりお芝居も熱演が続きます。


大衆演劇「劇団勝己」一座のお芝居

 舟の両側の堀端はずっと観客が並んでいます。
 写真を撮るのも前の人の頭越しでした。


大衆演劇「劇団勝己」座長のお芝居

 爽やかな風を浴びながら、まるで夢の中で楽しんでいるかのような心持ちです。これが「夢芝居」かもしれません。
 勝己竜二座長はさすがに存在感がすごいですね。


舟舞台囃子の太鼓の演技

 楽しいお囃子が響いてきます。
 およそ30分ごとにお芝居と交替していました。


舟舞台囃子の太鼓の演技

 豪快なフォームですねえ。小気味良い太鼓の音が響いてきそうです。


舟舞台囃子の太鼓の演技

 毎年春になってお囃子の練習の太鼓の音が聞こえてくると、昔取った杵柄、楽しかった子どもの頃が思いだされ、腕がむずむずしてくることでしょうね。





沖端の堀端の夜店風景

 堀端の夜店の灯りも輝きを増し、みんな食べ物やおもちゃなどを買って楽しんでいます。


沖端の堀端の夜店を楽しむ若者たち

 元気のいい若者たちもたくさん来ていました。


沖端の堀端の夜店を楽しむ若者たち

 友だちどうしで祭りを楽しんでいたお嬢さんたちです。
 若者が集まらない祭りは活気がありません。
 沖端の祭りは、近くの家族連れ、若者たち、年配の人たちみんなが集まって楽しんでいました。


夕闇の中の沖端の掘割風景

 沖端の掘割も夕闇に包まれました。
「三神丸」からは楽しいお囃子が流れてきます。


大衆演劇「劇団勝己」座長のお芝居

 お芝居も次から次への演目でまわりの観客を楽しませてくれます。


大衆演劇「劇団勝己」一座のお芝居

 夜になり芝居も佳境を迎えました。


大衆演劇「劇団勝己」一座のお芝居

 まわりの観客から祝儀も渡され、掛け声も飛び交います。


舟舞台囃子の太鼓の演技

 舟舞台囃子も今晩最後の演技を迎えたようです。


舟舞台囃子の太鼓の演技

 太鼓を叩く腕にも力がこもります。


舟舞台囃子の太鼓の演技

 無心で渾身の力を込めての演技です。


夕闇の中の沖端の掘割風景

 五月の連休、夜の風は爽やかでした。お囃子の流れるお堀端で、子どもの頃を思い出しながら夜店をまわり、おいしいものを食べ、堀端に腰をおろして水面に柳が揺れるのを見ていると、心がリフレッシュされました。
 この祭りには、堀端で昔から伝わるお囃子とお芝居を見聞きしながら、夜店や食事を楽しめる、昔ながらの(子どものころ楽しんだ)素朴で、ゆったりとした雰囲気が残っていました。




   

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