九州あちこち歴史散歩★小倉祇園太鼓2012(1)小倉城周辺        サイトマップ

小倉祇園太鼓2012(1)小倉城周辺

   7月22日(日)夕方に小倉祇園太鼓の祭りに出かけました。
 小倉城周辺では大道芸やお化け屋敷が催されており、また、お城の大広場を初めたくさんの場所に百軒以上の夜店が出ていて、何かおいしいもの、面白いものを探しながら歩くのも、お祭りの楽しみです。
 暗くなる頃に提灯を飾って各町内から曳き出された山車を眺め、お城周辺で多くのグループで繰り広げられる「据え太鼓」の熱演を楽しみました。





   北側から見た小倉城。
 小倉城を築いたのは細川忠興で、1600年の関ケ原の戦いで戦功のあった忠興は同年豊前、豊後を与えられ中津城に入城しました。1602年小倉城の改修を開始し1608年完成(天守は1610年?)。嫡男の細川忠利が小倉城を守りました。
(小倉城の前身は1587年、豊臣秀吉の九州平定・国割りで小倉に入った森吉成が築いたとされています。)



   小倉城の東側の本丸広場。
 小倉祇園祭りは、忠興が1617年に祇園神社(現在の八坂神社)を建て、京都の祇園祭りを取り入れて始まったといわれています。



   小倉城に入場するとお城のマスコット「とらっちゃ」が出迎えてくれます。



 
 高さ2メートルほどのみごとな虎の絵が飾ってあります。
 マスコットの「とらっちゃ」といい、この猛虎といい、「虎党」の守り神になりそうなお城です。

 右の写真は先代の古船場町山車で、小倉祇園祭りの山車は福岡県指定有形民俗文化財に指定されています。

 



 大規模な小倉の町のパノラマがあり、町はちょうど祇園祭りで山車が町中を練って回っています。



   小倉城の唐破風の屋根。



   お城の前には現代風の建物が並んでいます。





   お城の本丸広場には「お化け屋敷」が作られていて、友達同士や家族づれが中でキャーキャー叫んでいました。
 「行きはヨイヨイ、・・・」



   夕闇が迫るとそれぞれの町から曳き出された60台前後の山車が、祇園太鼓の音を響かせながら、町を巡行します。
 太鼓は前後に一つずつ取りつけられています。



   山車を町の法被を着て子どもたちが曳いています。



   太鼓は両面打ちで、前後それぞれに鉦が一人ずつついています。



   夜には提灯の灯りがゆらめきます。



   山車は、前後の太鼓を子どもが叩く子どもの山車と、大人が叩く大人の山車があり、町内から2台出す町も多いようです。山車は町内で出すほかに団体や企業も出して祭りを盛り上げています。



   

    ◆このページの先頭に戻る ◆次のページ
    ◆トップページに戻る