九州あちこち歴史散歩★小倉祇園太鼓2010据え太鼓(正夏會)(4)陶酔               サイトマップ

小倉祇園太鼓2010据え太鼓(正夏會)(4)陶酔

  7月18日(日)の夜9時過ぎ、それまでの1時間ほど太鼓広場の太鼓山車のパレードを楽しんだ後、また正夏會の据え太鼓を楽しみました。
あと30分程で今年の小倉祇園太鼓も終わります。
正夏會のみなさんはますます元気に太鼓を叩いています。どこにこんなバイタリティを秘めているのでしょうか。
夜になっても連日気温30度を越えているような真夏に、長袖のシャツに腹掛け、法被に帯、下は股引姿で、熱の発散する箇所もありません。ひと休みといっても扇風機もなく、裸になって吹き出す汗をふくこともできず、どうしてこんな状況下で、三日三晩も舞いながら太鼓を叩き続けるエネルギーが湧いてくるのでしょうか。
普段からの鍛錬がしのばれます。

目の前では、大人と子どもの掛け合い、大人同士の丁々発止の競演が続いています。この1年間で習得した技術をすべて出し尽くし、ある時は協調し、ある時はせめぎ合いながら、最後の演舞が繰り広げられています。

みんなが力を出し切って叩く太鼓に浸れるのは、夏祭りの醍醐味です。
楽しい真夏の夜の夢の中にいるような心地よさで、至福のひとときでした。
























最後の口上となりました。泣いても笑っても、残された時間はあと2,30分です。夜10時に終了すると、また1年先でないと演舞ができません。
それにしても、みんなどうしてこんなにバイタリティに溢れているのでしょうか。次から次へと交替しながら力一杯太鼓を叩き、舞っています。
(私は300メートルの立花山に登る途中でめまいを起こしました。日頃の運動不足です。あー、なんとだらしない・・。
 でも今夜、元気一杯の演舞でパワーを分けてもらいましたので、もう大丈夫です。)








































































夜10時。今年の小倉祇園太鼓も終りの時間を迎えました。
最後まで聞いていただいた観客のみなさんにむかってお礼のあいさつです。
(横や後ろにまだたくさんの会員が参加しておられました。)



ファンの方から花束も届けられました。感激の一瞬です。

私も、昨年に続いて正夏會の元気のいい演舞を十分楽しませていただきました。
みなさん、本当にありがとうございました。


   

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