今年は5月3,4日の博多どんたくを見物に行こうと思っていましたが、あいにく3日は一日中雨模様の天気となったので、4日に朝から出かけました。 午前10時頃、川端界隈では「博多高砂連」の皆さんが三味線や太鼓を奏でながら、お店などに福を分けながら「通りもん」を行っていたので、しばらく三味、太鼓の音色を楽しみました。 博多駅に近づくと「博多駅前どんたくストリート」から太鼓の音が聞こえ、駆けつけてみると沖縄の「エイサー」が入場して演舞が始まるところでした。 太鼓はいいですねえ。心にびしびし響いてきます。しかも、エイサーはきびきびと力強く踊りながら太鼓を叩くので、見ていても爽やかで気持ちがすっきりします。 エイサーの演舞がこの後に博多駅本舞台でも行われると聞き、博多駅に向かいました。 祭りの詳しい内容については 「博多どんたく港まつり」公式HP に掲載されています。 |
博多の町に「博多高砂連」の三味線の音色が近づいてきました。 町の商店に福を授けてまわります。 |
三味線や踊りならお手のもの、博多どんたくのまつりの雰囲気になってきました。 |
博多の町に三味線の音色を響かせ、博多のまつりを牽引して来た長老です。 |
「博多高砂連」は博多の旦那衆が、年配者が楽しく余暇を過ごすために明治26年(1893)に結成した老人クラブの先駆的な存在で、博多どんたくの「通りもん」の伝統を今に受け継ぐ最古参のグループのひとつだそうです。 100年以上にわたって、博多のまつりや行事を盛り上げてきた団体で、大パレードでは博多松囃子(福神流、恵比寿流、大黒流れ、稚児行列)のすぐ後ろを進みます。 |
町のまつりに元気に参加できるのもすばらしいことですね。 |
こちらは「博多川端連」の子供たちです。 しゃもじを叩きながら進みます。 |
商店街「博多川端連」の法被もしゃれたデザインですね。 |
4日は、呉服町、中洲、川端、天神と続く明治通りの1.3キロの大通りで午後3時からマーチングバンド中心のパレードが開かれます。 このビルは川端の「博多リバレイン」で、芝居やミュージカルが行われる「博多座」などがあり、最近では「福岡アンパンマンこどもミュージアム」が開設されたようです。 |
「博多駅前どんたくストリート」では沖縄のエイサーが始まっていました。 |
演舞していたのでは沖縄の「中城護佐丸(なかぐすくごさまる)太鼓」のエイサーグループでした。 「中城護佐丸太鼓」は沖縄県中城村を中心に1996年に結成され、子供たちのやる気と可能性を求めつつ、充実した太鼓会を目指しているそうです。 |
エイサーは動きがきびきびとしていて見ていても実に爽快です。 今回の出演には、沖縄からはるばるやってきた「中城護佐丸太鼓」に、宮崎の「琉×宮座(りゅうぐうざ)鼓之舞(ちぢんのまい)」のメンバーが加わっているそうです。 |
心地よい太鼓の音を響かせながら、みんなの力強い踊りが続きます。 |
沿道の見物客も大喜びです。 |
子供たちも動作が決まっています。 |
子供たちが手に持っているのは小型で片面だけに皮が張ってある「パーランク」で、大人が腰のあたりに下げているのは「大太鼓(ウフデークー)」。他に「締太鼓(シメデークー)」が使われるそうです。 |
演舞を続けながら進んでいきます。 |
子供たちも元気いっぱい演舞を続けています。 |
エイサーの勇壮な踊りと太鼓を楽しむことができました。 |
博多駅本舞台では華やかなフラダンスが行われていました。 |
みんな楽しそうです。観客も楽しくなります。 |
陸上自衛隊第四音楽隊の演奏が始まりました。 |
さすがにプロフェッショナルの重厚な音色を響かせていました。 |
クラシックなメロディの他にも聞きやすいポピュラー音楽やアニメソングも披露してくれました。 |
今回は専属のボーカルも登場しました。 ソプラノの歌姫で、そのどこまでも高く伸びる澄み切った歌声は観客を魅了しました。 |
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