3日午後1時〜6時半に行われるパレードは大きくは3つの内容で構成されています。 (1)古典どんたく隊・・・松囃子、にわかなどの伝統的どんたく隊 (2)他都市どんたく隊・・タイ王国、宇佐、唐津、久留米、壱岐、島原など約二十都市の祭りを紹介するどんたく隊 (3)一般どんたく隊・・市内の企業、学校、団体などのどんたく隊 全部で200余のどんたく隊が参加します。 (2)の他都市どんたく隊は、参加した各都市の祭りや名物を観客に紹介してくれます。 祭り好きの私にとって、各地の祭りを(一部分にしろ)居ながらにして目の当たりにできることはなんともありがたいことです。 もちろん、祭りの雰囲気や熱気、楽しさは現地でないと味わえないので、おもしろそうな祭りがあったらぜひその町へ行って見てみようと思います。 |
タイ王国どんたく隊の登場です。 |
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タイは王国です。国王の写真を掲げていました。 早く国内の混乱が落ち着き、経済再建に取り組めるといいですね。 |
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女性が優雅に踊りながら進んでいきます。 |
「ミス・タイランド」も参加していました。 |
大分県宇佐市のどんたく隊 神輿発祥の地とは知りませんでした。もっとも全国の八幡さまの総本宮である宇佐神宮が鎮座する地ですので、それも当然と納得がいきます。 |
「ミス大神」が若者に担がれてやってきました。 宇佐は九州で有力な邪馬台国の候補地です。女王卑弥呼も外に出るときにはこのように輿に乗っていたのかもしれません。(もっとも卑弥呼は国を治めるための鬼道(呪術)に専念し、その姿を誰にも見せなかったそうですから、この人のように美人だったかどうか誰も知りません。) |
神輿がやってきました。 |
大勢での参加です。 そういえば宇佐にもずっと行っていないな。今度、邪馬台国を発掘にいこう(!)。 |
佐賀県唐津市のどんたく隊 去年の秋には唐津くんちに行ったが、華麗な山笠が14台も走り回り、町をあげての祭りですばらしかった。 |
唐津城築城400年記念のキャラクターの「唐ワンくん」がやってきました。 ひげを見て猫かと思いましたが、ワンちゃんでした。唐津藩主の兜をかぶって、とてもかわいいです。 どこかのひこにゃんにも似ていますが、こちらはワンちゃんですから明らかに違いますね(?)。 |
久留米市城島大獅子会どんたく隊 「城島龍神太鼓」を見せてくれるようです。 |
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大人にまじって、小さい子どもも必死に太鼓や鉦を叩いています。 「城島龍神太鼓」は昔からあったものを復活させたようです。 |
「城島大獅子」の旗がひらめきます。 |
大獅子の前を女性軍が踊りながら進んできました。 |
大きな黒い獅子が姿を現しました。 この大獅子は城島町の人たちが町おこしのために作り上げたものだそうです。行動力がありますね。 新しい祭りには、新しい風。大獅子の山車の上に女性が乗っています。 伝統的な祭りの山車だと、神事というしきたりがあり、女性が山車に乗ることはありません。 この山車には両側に女性が乗ってしっかり祭りを盛り上げています。 |
大獅子がまだ続いています。 |
なんと長い獅子だろうか。 この黒獅子は長さ30メートル(もうひとつの赤獅子はさらに長く35メートル)あるそうです。日本で一番長い獅子ですね。 |
長崎県壱岐市のどんたく隊 |
壱岐の踊りの紹介です。 一度行ってみたいなあ。 |
「一支国(いきこく)」とくるとやはり邪馬台国に至るルートを自分で解明しよう、という気になりますね。 |
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しまばら不知火連どんたく隊 祭りの阿波踊りは、普賢岳の爆発が起こったときの縁で始まったそうです。 |
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各地の祭りで踊りに取り入れられているのは、「阿波踊り」と「よさこい踊り」が双璧のようです。どちらにしても町の祭りで、みんなで楽しく踊れる踊りがあれば参加者も増えるでしょう。 子どもの手足の動きもなかなかのものです。 |
楽しそうに踊っています。意気込みでは本場徳島に負けていないでしょうね。 |
雲仙市どんたく隊 子どもたちも鎧をつけています。 |
鎧武者たちの威風堂々の行進です。 |
おお、みごとな鎧だ、刀もちゃんと抜けるぞ。強そうだなあ。 でも、鎧は重くて暑いだろうな。 |
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左:昔は巴御前のように、色白髪長で、大刀強弓を操り、男どもを蹴散らした女丈夫がいたという。 今の世で良かった? うんにゃ、いつの世でも同じですたい。十分蹴散らされとります。 右:この赤備えの武将はどなたでしょうか。 はたして、真田、井伊、武田のいずこの武将なりや?。 「肥前国千々石大和守家中」ののぼりがありました。 |
天草ハイヤどんたく隊。「吹きぬける南風〜 日本の宝島」へどうぞ。 ハイヤ節は九州西海岸の各地に伝わっているようですが、天草が一番有名なようですね。 牛深ハイヤ節が船とともに各港に伝わり、佐渡おけさ、津軽アイヤ節、そーらん節、阿波よしこの(阿波踊り)などのルーツとなったそうです。 |
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この旗を持って歩きとおすのも根性がいります。 ハイヤ踊りはとにかく忙しい。元気な人でないと踊りが続きません。 |
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常に右に左に動き回っていて、休むときがない。これで1キロも踊り続けるのは相当な体力と根性がいります。 |
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男衆も負けてはいません。 |
鼻の頭におしろいを塗ったおもしろい一行がやってきました。 天草のハイヤ踊りにはいろんなパターンがあるのですね。 |
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左:このような面白おかしい踊りもすきだなあ。 顔におしろいを塗って、皿を打ち鳴らしながら踊っています。 右:編み笠をかぶり、本格的な踊りです。かたちもみごとに決まっていますね。 |
鹿児島市おはら隊。 「フラワーエンジェル鹿児島」のお嬢さんも踊りながらの行進です。活動的でいいですね。 鹿児島おはら祭りは11月2,3日に開催され、1〜2万人が参加する南九州で最も規模の大きい祭りだそうです。 |
おはら節を踊りながら進みます。 一帯が華やかになります。 |
柳川市「どろつくどん」どんたく隊 「白秋のふるさと 水郷柳川」は落ち着いてとてもいいところでした。また訪ねてみたい町です。 ◆柳川・沖端の町と北原白秋 ◆水郷柳川−川下り・パレード |
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国際色豊かですね。 留学に来ているお嬢さんでしょうか。 |
子どもたちも全員で山車を曳いています。 |
私は「どろつくどん」は見るのは初めてす。柳川の三柱神社の秋季大祭に奉納されているそうです。 山車の上では鬼の面をつけて舞っています。 |
お囃子とともに山車の上で舞を披露しながら、町を練り歩くそうです。 |
右に左に動きながら舞っています。落ちはしないかとはらはらするほどの熱演です。 |
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山車の上には傘鉾が立てられています。 |
「日向ひょっとこ」どんたく隊 待ってました。今年も参加してくれました。 |
さあ、これからこっけいな踊りを楽しもう。 |
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しばらく、あはは、と笑っていました。 |
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