田川市・後藤寺ひなめぐり(2)手作りおひなさま教室 サイトマップ
銀天街に「後藤寺ひなめぐり」の「手作りおひなさま教室」会場があり、人形作りが終わった後なのか十数人の皆さんが集まって楽しそうにおしゃべりに興じられていました。 見てもとても楽しい手作りの人形や布工芸の作品がたくさん展示されていました。 |
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この雛祭りの「手作りおひなさま教室」を中心になって実施しているのは「ちりめん布遊び」のグループでしょうか。グループの講師前川あけみさん以下30人の会員の名簿が掲示されていました。 皆さん普段から趣味の手作り人形を楽しまれているのでしょうね。 |
会場では雛祭りの期間中に「手作りひなまつり教室」が開かれ、また手作り人形がたくさん展示されていました。 |
このコーナーはうさぎさんの人形が並んでいます。耳の長さがいろいろです。 |
布を使ったいろんな作品が並んでいます。 展示されている作品はバラエティにとんでいて、見て楽しいですね。 |
竹から生まれたかぐや姫人形(?)の前にはかわいいネコのカップルがいます。頭の飾りからするとネコのおひなさまでしょうか。 |
耳長うさぎのおひなさまが並んでいます。それぞれお気に入りの柄の衣裳です。 |
午年にちなんでこちらは馬の雛人形です。 どのような姿の人形にも挑戦できるのが手作りの楽しいところですね。 作って楽しく、見て楽しい。 |
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あじさいが咲き、ゆれる柳の枝の横をつばめが飛んでいます。 爽やかですね。 |
「さげもん」もたくさん飾られています。 |
三人の娘さんのセットです。 着物や髪飾りなどに作者の個性が現れるのでしょうね。 |
みんな馬の玩具を手にしています。昔はこれにまたがって遊んでいたのでしょうね。 |
かわいいおひなさまが並んでいます。 表情を描くのが大変だと思われますが、自分の好きな表情の人形ができたときは満足でしょうね。 |
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額縁の中に、布を使って平安時代のお姫様が描かれています。 |
こちらも額縁の作品で、十二単(じゅうにひとえ)の後姿です。 今にもこちらをふり向いて、にっこり微笑みそうです。 |
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小象の上に二人のお嬢さんが乗っています。 象の姿がなんともいえません。自由に作れるところがすばらしい。どれだけ自由な発想ができるか、作るのが楽しいことでしょうね。 |
大正か昭和初期の風景を連想します。 |
上の額は「ねずみの嫁入り」の情景ですね。 下のお嫁さんの角隠し姿はもうほとんど見られなくなりました…。 |
七夕の竹笹に短冊を結んでいます。 子供のお願いは無邪気でかわいいですね。 |
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夜空に広がる大輪の花火。庭では子供が線香花火を楽しんでいます。 |
会員の皆さんのそれぞれ伝統的な題材の「さげもん」が飾られています。 |
今年は午年、かわいいウマのお雛様がならんでいます。 |
こちらは布細工の飾りです。 |
梅雨の頃でしょうか。てるてる坊主を下げて「あした天気になーれ」と願っています。 |
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端午の節句。こどもは元気に成長しています。 |
ウマのカップルが勢ぞろい。なんともユニークで手作り人形の楽しさを感じます。 |
布の明るくて落ち着いた色合いの取り合わせがいいですね。 |
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蛙が飛びついている姿を見ると、柳と小野道風を連想します。 (何度も何度も柳の枝に飛びつこうとしている蛙の姿を見て、小野道風は負けずに書道に励み遂に一流の書道家になったという故事。昔の人はカエルをも見習いました。実に謙虚だったのですね。 冗談はさておき、平安時代の中期に唐風だった書道を和様化して、後世に大きな影響を与えた書家を三跡(三蹟)と称しています。 三跡=小野道風、藤原佐理、藤原行成 また、三筆は各時代ですぐれた書家が選ばれ、平安時代以降に数種類の三筆が作られています。) 右では杵や瓢箪を持ったウサギが飛び跳ねて踊っています。 手作りの人形は自由な発想ができて楽しいですね。 もっとも、表現したい姿形や表情を意図どおりに作れるまでには、基本の技術の習得が必要なのはどの趣味でも同じでしょうが、工夫を重ねながら一歩ずつ腕が上がっていくのもまた楽しいことでしょう。 |
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