上有田駅から南西に1キロ余りの場所に「陶山神社」があります。ここにはやきものの里・有田の基礎を築いた陶工・李参平が祀られ、磁器製の大鳥居、狛犬、大水甕(おおみずがめ)などが奉納されています。 また、その近くの小山には「李参平の碑」が建てられています。 |
陶山神社への参道 小山の山麓に陶山神社があります。たくさんのつつじが咲いていました。 |
李参平公は陶祖として八幡宮に鍋島直茂公とともに祀られています。 |
昭和31年の台風で鳥居が壊れてしまったままになっていたので、昭和35年秋に香蘭社十代・深川栄左エ門が染付の磁器の大鳥居を完成させ、奉納したそうです。このような大きな磁器は焼くのが難しいのでしょうね。 |
![]() |
九州には八幡宮(主祭神は応神天皇)が多いですね。母の神功皇后とともに九州と縁が深いのでしょう。 |
超特大の染付の水甕(みずがめ)です。藍色で細かな模様が描かれています。 |
![]() |
![]() |
ユーモラスな表情の白磁の狛犬です。右が「阿」、左が「吽」です。 |
陶山神社正面 神社の境内には磁器製の奉納品が並んでいます。 |
![]() |
陶山神社の説明板 |
![]() |
磁器製の大灯籠も奉納されています。 |
神社の正面にも磁器製の皿が奉納されていました。 |
「八天狗」の鳥居 江戸時代には天狗もいたのでしょうか。 |
有田の町は周囲を小山に取り囲まれているので、つつじやもみじをあらゆるところで見ることができます。 |
山に挟まれた狭い平地にやきものの里が続いています。この付近はほとんどの建物が焼き物の作業場なのでしょう。 この日は中国からの黄砂が一番ひどく、数百メートル先の山もかすんでいました。 |
碗坂通りの裏通りでは小川沿いにもトンバイ塀が見られます。 |
トンバイ塀の前には古い地蔵さんが並んでいました。何を祈ったのでしょうか。 |
風情のあるお店ですね。上有田駅と有田駅の中間の大樽周辺です。近くに「有田陶器美術館」があります。 |
行きは子どもを肩車、帰りは奥さんが気に入って買い込んだ戦利品を担いで帰ります。頼もしいパパも、疲れるけど楽しい家庭サービスの一日です。いい思い出になりますね。 |
多くの店には年期のはいった看板が架かっています。 |
深川ブルー?の食器がサービス価格で並べられています。 |
花器や食器の優雅な形や美しい模様を眺めてまわるのは楽しいですね。お店の中には高級品も並んでいます。 |
![]() |
![]() |