平成22年10月の月末に九重山系の九酔渓、九重夢大吊橋に出かけました。 九酔渓は九州でも指折りの新緑、紅葉の名所です。 九酔渓に通じる道路は「十三曲がり」と呼ばれるワインディングロードで、一帯にはカエデやイチョウが茂り、秋には紅葉のトンネルを作ります。 例年ならもう紅葉が美しくなる時期なのですが、今年は猛暑続きで紅葉が遅れたようです。この日は冷え込んだのですがすぐ葉が赤くなるわけでもなく、最盛期にはおよそ1週間〜10日ほど早かったようです。それでも自然豊かな渓谷美を楽しむことができました。(11月上旬がピークになる年が多いようです。) 紅葉の最盛期には少し早かったので、車はそれほど多くないと思い、九重ICを降りて、県道40号線で九酔渓の北側から入っていきました。両側に木が茂り、あるいは渓谷に沿って走る自然に浸れるコースですが、道が狭くすれ違いのできない箇所も数か所あります。紅葉の最盛期には渋滞が激しく、通常30分前後のところを何時間も要する場合も多いようです。 渋滞が激しいときには、北側(九重夢大吊橋側)から紅葉の渓谷を展望できる桂茶屋まで走り(通常5分)、また北側に帰るのも一つの手かもしれません。 途中の桂茶屋に駐車場があり、渓谷を眺める展望台もあったのでここで渓谷をゆっくり眺め、お店でコーヒーで一服しました。 |
正面に深山を眺め、眼下には渓谷が流れています。 |
あちこちでほんのり紅葉しています。 ここから下に下りて右端に見える橋を渡っていけば渓谷探勝ができるようです。 |
一面が山、山、山です。 |
もみじが少し紅葉していました。 |
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緑の自然を眺めれば、目の疲れも取れ、心の埃も洗い流されます。 |
桂茶屋。ここに数十台の駐車場があります。 |
このあたりは天然のやまめも泳いでいるでしょうね。 |
水車が回っています。 |
この茶屋の前に大きな桂の木が生えていました。茶屋の名前の由来のようです。 |
お店の店員は全員狸や狐などになってお客を楽しませてくれます。 この狸さんは頭に豪華な髪飾りをつけて、「花魁(おいらん)」に化けていました。久住登山の途中、山道でこのような花魁狸に誘われたらホイホイとついて行きそう? |
コーヒーを運んでくれたお兄さんは「白狐」でした。 お客を喜ばせるユーモアに富んだサービス精神ここにあり、です。 |
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