九州あちこち歴史散歩★阿蘇カドリー・ドミニオンの動物たち(3)           サイトマップ

阿蘇カドリー・ドミニオンの動物たち(3)

   カドリー・ドミニオンのカドリーは、cuddly=とてもかわいい、抱きしめたいような、という意味だそうですが、まさにその通りの「ふれあい動物王国」でした。
 子供たちが直接触れ合った動物は10種類あまり、モルモットやフェレット、ポニー、ヤギなどは数頭と触れ合い、また犬や猫、特に犬は「これもかわいい、あれも抱きたい」と言って、3回もわんわん広場に行ったので、直接触れ合えた動物は全部で30頭あまりでした。子供たちは大満足です。
 中には、小熊を抱っこしたり、たぶん一生に何度もない触れ合いもありました。

 係の人たちも子供にやさしくて訓練が行き届いていました。
 動物好きの家族なら、阿蘇の山々を見ながら、ゆっくり動物たちとの触れ合いを楽しむことができるでしょう。
 園内の各種イベントは、曜日によっては休演のものもあるので、ホームページで確認してください。




コグマを抱いて(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 小熊とのふれあいコーナーでは、本物(!)のかわいい小熊を抱いて、自分のカメラで係の人に写真を撮ってもらうことができ、大人気でした。孫たちはゲーム機のカメラを係の人に渡して撮影を頼み、私は係の人といっしょにこちらから写真を撮らせてもらいました。
 このコーナーは有料(500円)でしたが、このような機会は一生に何度もないでしょうね。


コグマとのふれあい(阿蘇カドリー・ドミニオン)

今年の春に生まれたかわいい小熊が、おとなしく写真に納まってくれました。


コグマとのふれあい(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 後ろの小熊のぬいぐるみよりも、ずっとかわいいですね。


ヤギ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 やぎさん、こんにちは。


ヤギ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 ヤギはどうして偉そうにあごひげを伸ばしているのでしょうか。


ヤギ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 こちらのあごひげも立派です。


ヤギ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 あごひげを伸ばして目を細めていると学者さんに見えるので、本を読むのが好きなんだろうと本を渡すと、ムシャムシャと食べてしまいます。なるほど本を好きには違いないか…


コグマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 こぐま広場で今年生まれたこぐまたちが木に登って遊んでいました。
 ほんとに木登りが得意なんだなあ、と感心します。


コグマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 木の上でじゃれあって遊んでいるので、落ちないかとこちらがハラハラします。
 こぐまも人間も、子供は危なっかしい遊びをしながら大きくなるんだということがよくわかります。


コグマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 今年の春に生まれたと思うので、生後数ヶ月でしょうか。
 まだからだに比べて頭が大きく、なんともかわいいですね。


ベアバレーのクマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 こちらはベアバレーのクマたちです。
 ベアバレーは10区画余に分かれていて、世界の8種類200頭のクマが飼われています。
 ヒグマは若者たち、青年、壮年といった具合にいくつかのグループに分かれていました。

 両足で立ち上がったり、チョウダイをしたりして、みんなでエサをねだっています。


ベアバレーのクマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 こちらは木彫りのクマなどで見かける、大人のクマです。
 おとなのクマと触れ合えるのは足柄山の金太郎だけで、私たちは見るだけです。


ベアバレーのクマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 今年の夏は暑い! 炎天下、プールで遊んでいるクマもいます。


ベアバレーのクマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

「これから新体操のダンスをお見せしまーす。まず、全員まんなかに集まれー。」

(見物のお客さんが投げたエサの肉に集まっています。クマもよく知っていて、肉は全員が群がって唸りながら奪い合いますが、私が投げるパン(これらのエサはベアバレーで売っています)は一番近くにいるクマだけがゆっくり拾いに行きます。でも、クマの近くに投げるとみごとにキャッチするのです。少し鍛えて野球のキャッチャーにしたらどうでしょうか。こんなクマがキャッチャーを守っていたら恐くて誰もホームインできませんよ。)





ベアバレーの案内(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 HPによると8種類200頭のクマが飼われているそうです。


ベアバレーのクマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 エサをくれー。


ベアバレーのクマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 なかなかエサが落ちてこないなあ。今日の客はシブチンだなあ。
 どれ、座って待つとするか。

 (いやー、エサも結構投げてクマの上手なキャッチを楽しんだが、なにしろ200頭もいるからなあ。)


ベアバレーのクマ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 大人のクマはさすがには貫禄がありますねえ。


阿蘇中岳の噴火口

阿蘇火口
 カドリー・ドミニオンのある阿蘇駅周辺から、車で約20分ほどの距離です。(草千里から約5分)

 


阿蘇中岳の噴火口

 中岳の噴火口からは常に噴煙が立ち昇っています。


阿蘇中岳の噴火口

 地獄の入口、というわけではありませんが、迫力のある風景です。


にゃんこハウスのネコ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

にゃんこハウス(有料)のネコ
 16種類28匹のネコがいるので、いろんな品種も覚えられます。
(中でネコの名前と品種の一覧表がもらえました。首に名札が下がっています。)


にゃんこハウスのネコ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 私が飼っていた二代目のネコは元ノラ(名前はトラ)で、珍しく強烈な野性を残していました。
 ある時、何かの弾みで私をひっかいたので、私は怒って追い回しました。そしたらその日の夕方、私のふとんの真ん中に糞が載っていたのです。ネコが怒ったらそのような行為をするということは知っていたが、実際にそんなことをやられたのはその時が最初で、その一回きりでした。
 動物病院に行った時も暴れ回るので、私がいつも全力で抑えていないと、獣医さんが注射もできませんでした。
 室内だけでは狭かろうと思い、時々、綱をつけて近所を散歩しましたが、飼い犬と出会ってもトラが「フーッ」と唸るとほとんどの犬は逃げ去っていきました。
(今のペット犬は子供や他の犬と会っても、ニコニコとじゃれあうようにしつけられている(現在ではこれは必要と思う)ので、トラのような変な相手が近づいて来たら恐がって逃げるのが当然ですが…)
 年取って弱ってきて、ソファーでぐったりしていたが、あれっ、どこにいったのかなあ、と探したら、ベランダに出て亡くなっていました。野生の動物は自分の死期を悟ったら独りになって死んでいくといいます。トラは私がそばについていたのに最後まで野性を通しました。

 


にゃんこハウスのネコ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

「きょうはここで盆踊り大会を開くのよ。私は郡上八幡の「春駒」を跳びまわりながら踊るのが好き。」


にゃんこハウスのネコ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 抱かせてもらえるおとなしい猫もいました。

 三代目のネコは近所からもらったが、これは典型的な飼い猫だった。
 動物病院のベッドの上ではいつも固まっていて、注射をされても、臆病なのか達観しているのかわからないが、微動だにしなかった。
 机で新聞や本を開いて読むと必ずその上に寝そべり、パソコンをさわるとキーボードの上に横になった。何度下に下ろしても何回でも上がってきて、ここは私の場所よ、とばかり悠然と寝そべった。
 朝は5時ごろから私の顔を踏んでエサを催促した。困って、夕方のエサを多めにしても、やはり早朝に顔の上に乗ってエサを催促するのは変わらなかった。長生きしたネコでした。


にゃんこハウスのネコ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

「この衣裳は盆踊り用に作ったのよ。」


にゃんこハウスのネコ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 このネコはフサフサとした尻尾を長い間ユラユラと揺らして遊んでいました。


わんわん広場のイヌ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 夕方になっても子犬たちは元気よく遊んでいました。


わんわん広場のイヌ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 子供はあの犬も抱きたい、この犬も抱きたい、といって、わんわん広場に3回ほど足を運びました。2時間ほどゆっくりベンチに座り、犬との触れ合いを楽しんでいたと思います。(家の中が涼しいせいもありましたが…)
 阿蘇市の少女で、毎月4,5回は犬に会いに来ているというお嬢さんもいました。


わんわん広場のイヌ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 小型の犬もかわいいし、大きな犬も頼もしいし…


わんわん広場のイヌ(阿蘇カドリー・ドミニオン)

 これはたぶんこの広場で一番小さい犬だったようです。

 普段会えないような動物たちに会え、心を癒される楽しい一日でした。




   

    ◆このページの先頭に戻る ◆前のページ
    ◆トップページに戻る