旧伊藤邸の売店に在庫していた冊子「雛の宴」に、白蓮が愛したお雛さまが紹介してありました。飯塚でもずっといっしょに過ごしたものと思われます。 旧伊藤邸の二つの倉のひとつは、お雛さまの展示室となっています。上記の冊子に紹介してある、主に九州各地の雛人形がたくさん展示してありました。 |
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みどり丸は白蓮とともに生きてきました。(「雛の宴」より) 白蓮が伊藤家を出奔してから数年後に、伊藤伝右衛門邸に残されていた白蓮の持ち物が戻ってきましたが、白蓮はその中でみどり丸が帰ってきたのが一番うれしかったと記しています。 |
白蓮が愛した有職(ゆうそく)雛。(「雛の宴」より) |
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上記の白蓮とお雛さまの記事は、この「雛の宴」より転載したものです。 著者は飯塚市在住で人形研究家の瀬下麻美子さんです。 (ページの転載はご了承をいただきました。) 52ページの冊子ですがオールカラーで、天児(あまがつ)、這子(ほうこ)、立雛、寛永風雛、享保雛、有職(ゆうそく)雛、古今(こきん)雛などが美しいお雛さまの写真入でわかり易く説明されています。 |
旧伊藤邸の二つの倉のひとつはお雛さまの展示室となっていました。 |
主に九州地方の雛軸や土人形がたくさん展示されています。 |
「津屋崎人形」のコーナー。 |
「石童丸人形」 |
「津屋崎人形」 |
「伏見人形」 京の伏見人形は、京に上った人たちが全国各地に持ち帰り、それを手本にして人形製作が広まりました。 |
上の壇は「押し絵(置き上げ雛)」 人の形を厚紙で作り、その上に布を張り、その隙間に綿を入れて立体的にしてあります。 |
「古博多人形」 |
「雛軸」 お雛さまを印刷した掛け軸です。 |
各地のお雛さまをゆっくり眺めることができました。 |
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(参考文献) 「雛の宴」瀬下麻美子 |
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