九州あちこち歴史散歩★大興善寺のつつじ(4)                サイトマップ

大興善寺のつつじ(4)

  「恋人の聖地」では色とりどりのつつじに囲まれて、真紅のもみじと新緑に輝くもみじの木が寄り添って立っていました。
 つつじの花、真紅や新緑のもみじも楽しめ、溢れんばかりの自然の生命力に触れ心が洗われる思いです。



「恋人の聖地」
 若い人たちもたくさんつつじ見物に来ていました。


 つつじの花に囲まれて、美しい真紅と新緑のもみじの木が立っていました。









「恋人の聖地」の由来

「契山の恋伝説」
「契山(ちぎりやま)は基山(きやま)町の園部にある山で、標高は412mの小高い山です。山の南麓には大興善寺があり、つつじの名所になっています。
 その昔、五十猛命(イソタケルノミコト)という神が基山(きざん)の「たまたま石」に腰をおろして四方を眺めていました。すると園部谷の「さこ」あたりの小川でひとりの綺麗な娘が洗濯をしているのが目にとまりました。五十猛命はその娘に一目ぼれ、非常に気に入ったので家来の者をつかわして調べてみました。
 すると、その娘の名は「さこの姫」といい、氏・素性も非常に良いことが分かりました。さっそく結婚話を持ち出してみますと話はとんとん拍子でまとまり、結婚式は基山の西にそびえる山の頂きですることになりました。そして間もなく、五十猛命とさこの姫はこの山の山頂で契りを結びました。
 人々はその山を「契山」と呼び、今に語り継がれているのです。」

























 この時期は新芽も美しい。





 茶店ではだんごやお茶、軽食で一休みできます。





大興善寺の本堂


 本堂の屋根は茅葺です。


 沿道には春の花が満開でした。








   

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