4月下旬、NHKで英彦山(ひこさん)のしゃくなげが満開だと紹介していました。 私はたくさんのしゃくなげの花が咲いている風景を見たことがなく、天気も良かったので翌日出かけました。 福岡では救菩提山の自然の群落が有名ですが、まだ行ったことがありません。 昔(50年前)、久住の山から下りてくる途中、近道をして満開のしゃくなげの群落の中を通ったかすかな思い出があるのだが、日が暮れかけていて数人の仲間で走って降りてる最中で、しゃくなげの花など見る余裕もありませんでした。 5,000本のしゃくなげが咲いている福岡県添田町の英彦山の花公園は銅鳥居のすぐ近く(スロープカー沿線周辺)で、そこまではずっと2車線の道路が続き安全に走れました。 駐車場は英彦山神宮のスロープカー駅周辺に数か所あり、この日は平日だったこともあって十分スペースがありました。 満開シーズンの好天の週末は見物の車が集中することでしょうから、シーズン早めの見物がベストでしょう。 (花も早目のときが一番きれいと思います。) |
しゃくなげは植栽されたものですが、英彦山の山麓の斜面にあり、まわりは自然の木々や山並みに囲まれており、自然の初夏の息吹を感じることができました。 |
5,000本もあれば咲いたばかりの新鮮な花にも出会えます。 |
真っ赤なつつじがこれから満開を迎えようとしています。 「みつばつつじ」でしょうか? (ずっと前に宮崎県の西都原古墳群近くの高取山で真っ赤な「みつばつつじ」の群生を見て、「みつばつつじ」は真っ赤なものと思っていましたが、その後、ほとんどは紅紫色と知りました。 この木の、上にすいすいと伸びていく枝ぶりは「みつばつつじ」と思いますが、どうでしょうか。 葉っぱやおしべなどの形状はよく見ませんでした。) |
花びらはうすいビロードのようです。 |
明日には花が開きそうです。 |
ピンクの八重桜が満開でした。 |
「花公園電車 竣工記念碑」 花公園の入り口に建てられています。 入園料は200円で、無人の料金箱に入れて入園します。 |
英彦山周辺の道路から龍門峡、しゃくなげ荘を過ぎて銅の鳥居(現在地の表示のある地点)まで、ずっと2車線の道路が続いていて安全に走れました。 |
英彦山花公園は英彦山神宮奉幣殿へのスロープカーの周辺に広がっています。 |
もみじの新緑が新鮮です。 |
金糸梅(キンシバイ)の黄色も彩を添えています。 |
「ミツマタ」も満開の花をつけています。 子供の頃、和紙の原料の繊維を採集する木として「コウゾミツマタ」と覚えていましたが、「コウゾ」と「ミツマタ」は別々の木なのですね。 |
春にこのように真紅の葉をつけるもみじもあるのですね。 |
枝に新芽が伸びています。 |
金糸梅としゃくなげのコラボレーションです。 |
「ドウダンツツジ」も満開でした。 |
地面には「スイセン」も咲いています。 |
ピンクの「ハナミズキ」も色を添えています。 |
ピンク系の花は花芽のうちは赤く、花が開くと花びらのふちの赤色はだんだんうすくなっていってるようです。 (花の色はピンク系や白い花などいろいろありました。) |