九州あちこち歴史散歩★福岡城跡(舞鶴公園)の桜(1)                     サイトマップ

福岡城跡(舞鶴公園)の桜(1)

  福岡城跡には本丸跡を中心に約1,000本の桜が花を開き、市民の格好の花見の公園となっています。
黒田長政の築いた福岡城跡に美しく咲く桜を眺めながら、戦国時代〜江戸時代のできごとに思いを馳せるのもまた楽しいひとときです。



  石垣と桜。

 慶長5年(1600)の関ケ原の戦いで、黒田長政は小早川秀秋を寝返らせるなど戦いで一番の大手柄により、豊前中津16万石から筑前国52万石の大大名となりました。
 黒田長政は関ケ原の戦いの後、筑前国に入封しましたが、それまでの筑前の城、名島城が治世に不便なため、福崎の地に城を築きました。慶長6年(1601)に築城を開始し、7年の歳月をかけ慶長12年(1607)に完成しました。黒田家再興の地である備前国福岡の地名にちなみ、その地を福岡と改称しました。

 昔からの商業都市「博多」に城下町「福岡」が割り込んできたため、その後の都市名や駅名の争いの元になり、現在もどちらの名前を使うか議論が続いています。
 現在、市名は「福岡市」、駅名は「博多駅」、市民の祭りは「博多どんたく」「博多祇園山笠」です。全国で「博多」と「福岡」の知名度は今でもいい勝負のようです。






  石垣も幾重にも強固に築かれていて「石城」の別名があります。



  みごとな「ベニヤエシダレザクラ」



  城跡は整備され、広い舞鶴公園になっています。


  福岡城跡は国指定史跡となっています。











  ベニヤエシダレザクラが満開です。









  「多聞櫓」と桜



  「多聞櫓」の庭園の桜



  「多聞櫓」の庭園の桜






  「多聞櫓」の庭園の東側の桜


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